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2021/10/03

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BMW E70 X5 LDA-ZW30S アドブルー警告灯点灯修理 作業事例

こんにちは、エステックカーサービス世田谷ファクトリーのNです。

 

 

 

 

 

 

今回は世田谷区のM様

 

BMW E70 X5 LDA-ZW30S アドブルー警告灯点灯修理 作業事例を紹介致します

 

この案件はディーゼルのE70に乗っている方は怖い案件ですね(^_^;)

 

いきなり警告と共に距離数のカウントダウンがスタートしてしまいます

 

その距離が0キロになると・・・エンジンが始動できなくなってしまいます

 

まずは状況から見ていきましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アドブルー最低って・・・(>_<)

 

この時点ではあと595キロ走ったら始動できないよと伝えています

 

通常はアドブルーと言われる尿素液を専用タンクに補充すれば解決します

 

・・・がしかし、アドブルーを使ったSCR機構に異常があると、いくら補充してもこの悪魔のカウントダウンは継続し続けます

 

この『SCR機構』というのがネックでして、ディーゼルエンジンの排ガスは基本的にはきれいなのですが、

 

どうしても『NOx』という窒素酸化物が多く発生してしまうのです

 

それをさらに減少させるには、SCR触媒に尿素をガソリンのように吹き付けることで化学反応をさせます

 

そうするとNOxが浄化され、とてもクリーンな排ガスになるというシステムです

 

しかしその機構に不具合が発生していると、排ガスをキレイにすることができなくなってしまうので

 

ならエンジンを始動させないようにしてしまおうといった強硬手段に出てきます( ゚Д゚)

 

前置きが長くなりましたが、診断作業を行っていきましょう(^^)/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初期診断はお手軽な汎用テスターで行います

 

やはりSCRシステムのどこかが壊れているようですね~

 

ここから先はバトンタッチをして純正診断機に切り替えます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

純正診断機に出力されるデータを基に不具合部品の特定を行います

 

今回は車両に2つ供えられている『アクティブタンク』『パッシブタンク』のうち

 

アクティブタンクに不具合があることが確定しました

 

ここまでくれば早速部品交換をしていきましょう(^^)/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

右のタイヤハウス内にアクティブタンクは存在します

 

ポンプやらセンサーやらでかなりのコネクターがあるので慎重に組付けていきます

 

交換後は高速走行テストを行い初期化を行います

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無事に警告も消えて、悪魔のカウントダウンが終了しました(*´▽`*)

 

文章に記すとあっという間ですが、ディーラー様へ相談すると100万以上は覚悟する必要があると必ず言われます。

 

ピンポイントで不具合を特定するのが困難なケースもあります

 

車両診断の際は、必ず車両をお預かりしての診断作業を行いますのでお問い合わせの際はご理解頂ければ幸いです

 

とにかくいろんな意味でホッとしましたね♪

 

世田谷区・23区でBMW E70 X5 LDA-ZW30S アドブルー警告灯点灯修理 

 

車検整備・鈑金塗装はエステックカーサービスへお気軽にお問い合わせ下さい

 

世田谷区のM様 ご利用ありがとうございました!!

 

 

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