こんにちは。調布店 清水です。

今回ご紹介するお車は、世田谷区よりご依頼頂きましたアウディ・A3・8V系になります。

今回の修理依頼箇所ですが、壁に接触した際に左側面に出来た凹みを修理する内容となります。

フロントドアから当たり始め、リアドア、クォーターパネル、リアアルミホイール、リアバンパーまで損傷しているのが確認出来ます。

フロントドアですが、真ん中辺りと下のプレスラインより下にも大きく凹みがあります。

真ん中の凹みを見るとインナーパネルとの接合部が出てきてしまっています。

この部分にまで影響が出てくると、表面の凹みも大きいのでそれも原因となりますが、インナーパネルへの影響が出ている為に部品を交換していきます。

リアドアですが、前から後ろまで上下に凹みがある為に修理は難しいので、こちらも交換していきます。

クォーターパネル（タイヤハウス前側）に１カ所凹みが出来てしまっています。

ここは鈑金修理にて対応していきます。

リアバンパーにはサイズは小さいのですが、キズが付いている為修正をしていきます。

最後にアルミホイールにもキズが付いている為、新品に交換をしていきます。

損傷、修理方法を確認しましたので、ここから修理をしていきます。

今回の最初の作業としては、ルーフサイドまで塗装をする為にメッキモールを外します。

メッキモールを外すために、右クォーターガラスを外します。

その後、クォーターパネルの凹みを鈑金作業にてアーチラインを出しながら形を出していきます。

パネルの修正が完了した後、パテを付けて整形をする準備をします。

パテを乾燥させている間に損傷しているフロントドアとリアドアを外します。

その後フロントドア、リアドアを仮組みしてチリなどを確認しながらパテの整形をしていきます。

この様に隙間時間を重ねて同時作業をする事により、作業の効率化を図って作業をしています。

次に塗装をする範囲に付いているパーツを外していきます。

リアに関しては、最初にテールランプを外します。

これはリアバンパーを取り付けるパーツがテールランプの下にあり、テールランプを付けたままリアバンパーを外そうとすると、力を入れて外すようになってしまいリアバンパーを壊してしまう可能性があります。

その様な事が無い様に、テールランプを外してからリアバンパーの取り付け部を丁寧に外していきます。

次にフロント廻りですが、フロントフェンダーにボカシ塗装をする為にフロントバンパーとヘッドランプを外しておきます。

鈑金作業や交換部品の調整などが終わりましたので、塗装をする準備をしていきます。

フロントバンパーとリアバンパーは外した状態で塗装をします。

そうする事によって、表面と裏面を同時に塗装する事が出来ます。

これは新車と同じ状況にする為です。

それ以外は表面全部を一気に塗装するので、こちらも新車の様な仕上がりにする事が出来ます。

またリアバンパーも単体で塗装をして、塗装作業が終了となりました。

最後に組み付けのタイミングと磨きのタイミングを計りながら、修理が完了となりました。

今回は損傷範囲の大きい修理を見て頂きました。

エステックカーサービスでは、新車同様に戻すことを念頭に作業をしております。

損傷されましたら先ずはご相談ください。

皆様からのご一報お待ちしております。

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