こんにちは。調布店、清水です。

今回ご紹介するお車は、立体駐車場で接触した凹みとキズの修理を杉並区よりご依頼頂きましたBMW、ミニ、F56になります。

損傷箇所としては、フロントドアからクォーターパネルにかけてになります。

フロントドアは内側に付いている骨組みに接触されたようで、この部分に接触した場合このように凹みが点々と出来てしまいます。

ドアはボルトで止まっている部品となる為、今回は交換で対応していきます。

次にクォーターパネルですが、大きく凹みが出来ているのが確認出来ます。

このくらいのサイズ感や変形具合、またはフロントドアとの際に変形がある場合には交換をお勧めする所です。

しかし修理してもオリジナルを残したいというご要望から鈑金修理で対応する事になりました。

before

ここから作業に入りますが、先ずは交換するフロントドアを外す為に付属している部品を外していきます。

またこの時に交換が必要となる部品に関してもチェックをしていきます。

次にクォーターパネルの損傷が下側にあるプレスラインギリギリまである為に、ロッカーカバーも外します。

ここから鈑金作業をしてくのですが、フロントドアとのチリを確認していく為に新しいドアを取り付けておきます。

クォーターパネルを鈑金していくと同時にフロントフェンダーとのチリなども確認をしていきます。

またリアのアーチモールも変形がありましたので交換するのですが、この新しいモールを仮組しながらドアとアーチモール、更にミニ特有の丸みのある形状を確認しながら作業をしていきます。

これらをしっかりと作業する事によりパネルの成形作業が完了しました。

次の工程としてパテを使用しての成形をしていきます。

このサイズのパテですと、パネルの形状がしっかりと出ていないとパテが厚くなり経年によるひび割れなどが出てしまいます。

今回はその様な事がないくらい、最終的に表面の凹凸のみを平にする程度のパテとなりました。

その中でサンディングをするのですが、パネルに添ったサンディング方法があり熟練した鈑金スタッフによって成形がしっかりと出来ました。

パテ作業が終了した後は、塗装スタッフへのバトンタッチとなります。

塗装作業の中には、パテにサフェーサーを塗装しサンディング跡を消しながら細かな凹凸をすべて取る作業があります。

熟練した塗装スタッフによる作業によって、成形した部分が凹凸もなくツルツルになりました。

また交換するフロントドアですが、新品の為メーカーからの入荷時にはメーカーで塗装した防錆塗装がされてきます。

ただこの防錆塗装ですが、塗装前の下処理などによって塗膜が薄くなったり、剥がれたりする事があります。

それでは防錆の意味が無くなってしまいますので、エステックカーサービスでは改めて防錆塗装をします。

これにより防錆の機能が無くなってしまう事が無くなります。

クォーターパネルもサフェーサーを塗装した後、下処理をして塗装の為のマスキングをしていきます。

これで準備が出来ましたので本塗装をしていきます。

綺麗に塗装が出来ましたので、しっかりと乾燥をさせてから組付けをしていきます。

その後しっかりと磨きをして作業が完了となりました。

after

今回は損傷の大きい鈑金作業と新品部品の交換の作業を見て頂きました。

ご要望によってはお答えする事が可能な場合が御座います。

先ずはご質問なども踏まえてご相談下さい。

皆様からのご連絡お待ちしております。

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