エステックカーサービスのＩです。

今回はメルセデスベンツ　ＧＬＣ３５０ｅ　エアコン効かず修理作業事例をご紹介していきたいと思います。

各部点検を進めると、故障コードは無し。

エアコンガスは入っているがエアコンコンプレッサーが機能していない様子。

テスターにてエアコンコンプレッサーを強制的に動かす指示をしても動かない。

今回はエアコンコンプレッサー本体の不具合のようです。

エンジンルームの画像です

エアコンコンプレッサーは…

エアインテークダクトを取り外すと見えました。（矢印）

ハイブリッド車両なのでベルト駆動ではなく内臓モーターでコンプレッサーを駆動します。

取り外しには高電圧の遮断をしっかり実施して作業を進めます。

コンプレッサー取り外しにあたり、ベルト廻りの脱着が無い分少しは楽です。

古いコンプレッサーを取り外し、新しいものを取り付けていきます。

レシーバードライヤーも交換です。

取り付けの際、コンプレッサーオイルは専用のオイルを充填します。

システムには高電圧がかかる為、万が一の時に漏電しない様絶縁性能を確保できるオイルのようです。

交換後エアコンガスを規定量充填。

作動圧力は良好。各実測値も正常となりエアコン作動も良好になりました。

最後に各部異常の無いことを確認して作業完了となります。

今回はご利用いただきありがとうございました。

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