こんにちは。調布店、清水です。

今回ご紹介するお車は、台東区よりご依頼頂きましたメルセデス・ベンツ・W639・Vクラスになります。

今回の修理依頼箇所ですが、後ろから追突されて損傷されて大きく凹んでしまったリアゲートとリアバンパー、更にリアバンパーを取り付けるバックパネルとなります。

写真で見るとバックドアのドアハンドル下側に大きく白い線が入っています。

この範囲で凹んでしまっていますので、衝突の大きさが分かります。

リアゲートを開けて確認してみると、リアバンパーの上部に亀裂が見られました。

バンパーが切れる位の損傷ですと、バンパーの内側にあるバンクパネルに影響が出ている事が容易に想像できます。

この部分はバンパーを外してから確認、作業をしていきます。

今回は後ろ部分の損傷が大きいことを確認したので、ここから作業に入っていきます。

先ずは損傷状態の確認も含めてリアバンパーを外します。

そうするとバックパネルがお目見えしますが、予想通りしっかりと損傷の影響を受け広い範囲が凹んでしまっています。

バックパネル自体が今見えているアウターと車両側のインナーで構成されています。

インナーは下から覗いて確認したら大きな影響はありませんでした。

その事からアウター側は交換し、インナーはアウターを外した後確認して状態に合わせた修正作業をしていきます。

バックパネルアウターを外してインナーを確認したら、左右に見られる中間のパネルまでで損傷が終わっていました。

この中間部分とバックパネルが取り付くフロアーの後ろを修理しバックパネルを取り付けていきます。

パネル自体を引っ張り出すためにタワーなるものを使って引き出していきます。

このタワーですが、人の力では引っ張りきれない部分を専用の器具の力を使って出していく治具となります。

またタワーだけではなく人の繊細な力加減も使って凹んでいる部分を修正していきます。

インナーの修正が終了した後、アウターを専用の取り付ける機械を使って付けていきます。

この作業はしっかりと出来ていないと、バックドアの開閉やチリなどの取り付けに影響が出る繊細な作業となるので丁寧に作業をします。

バックパネルの取り付けが完了した後は、ボディの内板色（ボディ内側のみの塗装）を塗装する為と新品部品を取り付けた為に防錆塗装をしてから、内板色の塗装をしていきます。

この車両のリアバンパーは3分割となっていますが、バックドア同様全て仮組みして全てのチリなどをかくにんし、問題が無ければそれそれを本塗装していく為のチェックをしていきます。

鈑金作業が全て完了した後は、交換する部品と3分割となるリアバンパーの左右部品を塗装していきます。

これば交換する真ん中のみ塗装をすると真ん中だけが綺麗になってしまい左右部品とのバランスが悪くなってしまします。

その様な事にならないように左右部品も塗装をしバンパー丸ごと切れりにしていきます。

リアゲートも新品部品に交換するので、防錆塗装のし直しをしてから本塗装をしていきます。

全ての塗装が完了した後は、組み付けと磨きをして作業が完了となりました。

今回は損傷の大きさから通常見えない箇所の交換作業を見て頂きました。

この様な作業もエステックカーサービスではしっかりと対応しております。

損傷されましたら先ずはエステックカーサービスにご相談ください。

皆様からのご一報お待ちしております。

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