こんにちは。調布店、清水です。

今回ご紹介するお車は、八王子市よりご依頼頂きましたフェラーリ・360モデナになります。

今回の修理依頼箇所ですが、リアバンパーにポールの様な障害物に接触したのでしょうか縦に凹みとキズがありました。

またバンパー上部には塗装が割れている状態でしたが変形は見られませんでした。

修理方法としては、リアバンパーを外してバンパーに取り付いているナンバープレートなどを外してから修正塗装をしていきます。

作業状況の確認が出来ましたので、ここから作業に入っていきます。

最初に作業をするリアバンパーを外していきます。

この車両はリアバンパーのみ外す作業で完結するのですが、エンジンフードを開けた内側からとクォーターパネル側からの2方向からアクセスして取り付けネジを外すことと、リアバンパー下側に付いているアンダーカバーをはずすことによってリアバンパーが外れました。

ただこのリアバンパーは管理の重量があるようで、バンパーを外す際に他の部分にキズを付けないようにマスキングはするのですが、重さもある事から丁寧に外す為に2人がかりでボディから外しました。

外したバンパーを専用の台に乗せてキズの修正をします・

先ずはサンディングから始めますが、素材が圧縮ファイバーとなり損傷箇所を均すように削っていくと白い素材が見えました。

圧縮ファイバーは多くの繊維から成っている部品となりまして、サンディングをしていくと繊維が見えてくるのと同時に、繊維の間にサンディングした際に出た粉が入り込んでしまいます。

その為に必要な範囲のサンディングをした後、丁寧にサンディングした時に出た粉を取り除いていきます。

その後圧縮ファイバーの表面を固める塗料を塗布してから、整形の為のパテを付けていきます。

その後パテを使い分けてしっかり且つ丁寧に整形していきます。

整形作業が終了した後、サフェーサーを塗装してキズをしっかりと消し、塗装の下処理をしていきます。

塗装に関してはバンパーを丸ごとの作業となる為、1本塗装が出来るように必要な部分をマスキングしていき準備をしてから本塗装をしていきます。

綺麗に塗装が完了した後、組み付けと磨きをして作業が完了となりました。

今回は圧縮ファーバーという使用している車両が少ない修理を見て頂きました。

色んな車両を扱っているエステックカーサービスでは、珍しい部品や車両でもしっかりと対応しております。

大切なお車を損傷されましたら、先ずはエステックカーサービスにご相談ください。

皆様からのご一報お待ちしております。

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