こんにちは。調布店、清水と申します。

今回ご紹介するお車は、ポールに接触したクォーターパネルの修理を新宿区よりご依頼頂きましたメルセデスベンツ、W213になりますになります。

損傷箇所はリアドアから始まりクォーターパネルまでとなっていますが、リアドアに関してはドアエッジモールがあった為にリアドア本体の方には影響がありませんでした。

今回は、クォーターパネルを鈑金修理で対応し、ドアエッジモールを交換する作業内容となります。

ここからクォーターパネルの鈑金作業を始めます。

クォーターパネルのアーチライン全般に凹みがある状況ですので、リアドアのキズの付いたドアエッジモールを取り外しておいてリアドアとの隙間などを見れるようにしておきます。

またリアバンパーの取り付け部付近まで修理が入る事から、リアバンパーの一部を脱着しながら作業が出来るように準備をします。

そこまでの準備が整った後、専用の機械を使用したりしてタイヤハウスの縁を出したり、パネル内側にあるアーチラインを出しながらパネルの整形をします。

次にパネルの整形が完了した後は、パテを使用しての整形作業に移ります。

この時使用するパテはパネル本体にしっかりと食いつくことが出来るものを使用して、防錆の意味も含んだパテを使用します。

この段階ではパネル整形の際に残った凹凸であったり大筋の形を作ることがメインの考え方となります。

その次に使用するパテは、粒子の細かいパテとなり最初のパテをサンディングした際に出来たサンディング跡などを消しながら形の微調整をしていきます。

パテの整形が完了した後、サフェーサーを塗装します。

この時給油口の蓋を外して作業しますが、付けた状態で作業した場合マスキングがうまく届かない箇所が出てくることがありますので、外しての作業をしています。

塗装前の下処理をし、しっかりとマスキングをして塗装をしていきます。

最後に磨きをし、外したリアバンパーと新しいドアエッジモールを張り付けて作業が完了となりました。

今回は修理範囲からの脱着範囲やチェックする箇所など、修理における決まり事などを見て頂きました。

特にクォーターパネルは交換してしまうと事故車扱いになる事から可能な限り修理で対応しています。

接触しやすい箇所になりますので、損傷されましたら先ずはエステックカーサービスにご相談ください。

皆様からのご連絡お待ちしております。

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