こんにちは。調布店、清水です。

今回ご紹介するお車は、調布市よりドアの凹みの修理をご依頼頂きましたベンツ・GLBになります。

損傷箇所を確認していきます。

背の低いブロック塀の様な固い物にピンポイントで当たった様な損傷状態です。

フロントドアからリアドアにかけて凹んでいるのが確認出来ますが、フロントドアとリアドアのプレスラインに当たっていて、リアドアの方があたりが強かったのでしょうか段差が出来ています。

この様な場合、リアドアの取り付け部のセンターピラーにも力が加わり凹んでいる可能性があります。

この部分に関しては新しいドアの仮組みの際にチェックをしていきます。

またリアドア下のサイドパネルもドアの凹みに引っ張られるように変形してしまっています。

この部品はプラスチック部品となる為元に戻す事が難しいので交換をします。

ここから作業に入っていきます。

先ずはフロントドア、リアドア共に新品部品に交換します。

このドアですが、メーカーに在庫が無く本国オーダーで入荷しました。

昨今の情勢からベンツの部品に関してはメーカー在庫が薄いようで本国オーダーになる事が多々あります。

その中で少し前には1ヶ月半はかかっていた入荷が、多少早く入荷となりました。

少しづつ落ち着いてきているようですが、お客様には首を長くしてお待ちいただきました。

前後ドアを外した所で心配していたセンターピラーの状態をチェックします。

この状態では影響が出ていないようでしたので、新品部品を仮組みしていきます。

車によって使っている細かい部品が多数あります。

今回は自費での対応をご要望されていましたので、基本的には部品を再使用しながら必要に応じた部品のみを入手していきます。

ここで新品の前後ドアを仮組みします。

その際にセンターピラーの状態を確認しましたが、最終判断として影響が出ていないことが確認出来ましたので、ドア2枚の交換となりました。

前後ドア共新品の為に、入荷後に改めて防錆塗装をします。

前の写真を見て頂く中で新品部品は黒い防錆塗装がされた状態で入荷します。

この塗装が非常に薄い塗膜で、塗装前の下処理をする際に更に薄い状態になったり一部剥がれてしまったりと防錆の意味を無くしてしまう状態になる事があります。

その方な事が無く、しっかりと防錆の役目をするように新品部品に関しては必ず塗装をしています。

下処理をしっかりとした後で本塗装をしていきます。

塗装が完了した後、組み付けと磨きをして作業が完了となりました。

今回は部品の入荷に関する事と、今回の様な損傷をした際にチェックをする箇所などをご紹介しました。

大切にお使いになられているお車ですから見えない部分にもしっかりと作業対応していますので、ご安心してエステックカーサービスにお任せください。

皆様からのご連絡お待ちしております。

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