こんにちは、エステックカーサービスのOでございます。
今回は横浜市よりご入庫のT様。
メルセデスベンツ AMG W216 CL63 ABC警告灯修理 作業事例をご紹介いたします。
ABCの警告灯が点灯されたとの事でご入庫です。
テスターで確認すると、プレッシャー関連のエラーが残っていました。
おそらくどこかからのオイルリークが原因かと思われますので、早速点検していきます。

後期モデルなのでターボ付きの63エンジンです。
漏れている箇所を確認していくと2箇所漏れが確認できました。
大体ホースからの漏れが多いのですが今回は違いました。

まずはABCポンプ本体。
いきなり大物登場です!

プーリー廻りにオイルが飛び散っているあとがあります。

プーリーを外して確認すると、オイルが溜まっておりベタベタになっていました。

そしてもう1箇所が右のサスペンションからでした。
これまた大物です!

ブーツに覆われてはいますが漏れ出したオイルが付着しています。
おそらく内部はかなりの漏れがあると思われます。
この2点大物ゆえに、金額が尋常でなく高いんです。
今回は現品のオーバーホールにて対応させていただきます。
漏れてはいますがまだ初期段階と判断しましたので修理で対応できそうです。

オーバーホールが終わりました。
見た目は特に変わり映えしません。

そしてオーバーホールと同時にポンプについているパルセーションダンパーという部品も交換します。
高圧のオイルラインの振動や脈動を抑えるための部品です。
劣化してくるとエンジン振動や異音が発生しますので、ポンプオーバーホールにあわせて交換する事が今回はベストです。
これだけの交換もできますので、マウントやってもエンジンの振動が直らないって時にはここも怪しんでみてください。

ショックもオーバーホールが終わりました。
実際にはポンプよりショックの漏れのほうが酷かったです。
ブーツを外すとかなりの漏れがありました。

元通りに組み立てていき、オイルを入れエア抜きしていきます。

当然ですがフィルターも交換します。
オイルがかなり汚れやすいので、ABCに関してはエンジンオイルと一緒に交換してもいいぐらいだと思います。
ロードテストをして、漏れが無いことを確認してご納車させていただきました。
今回はオーバーホール意にて対応させていただきましたが、状態によっては修理できないこともございますのでしっかりと判断はさせていただきます。
メルセデスベンツのABC故障も是非エステックカーサービスまで。
横浜市のT様、ご利用ありがとうございました。