こんにちは。調布店 清水です。

今回ご紹介するお車は、府中市よりご依頼頂きましたメルセデスベンツ・Gクラス・W463になります。

今回は車をバックした際に接触した損傷の修理になります。

損傷箇所ですがスペアタイヤカバーを中心に接触し、スペアタイヤの取り付け部があるリアゲートになります。

先ずはスペアタイヤカバーですが左側に大きく変形があります。

この部分の損傷箇所からカバーを取り付ける部分にも変形がありました。

リアゲートの損傷ですが、ドアヒンジを避けた部分に損傷の影響が出ていて、スペアタイヤの取り付け部品が変形するほどの損傷となっています。

以上の損傷状態から、リアゲート、スペアタイヤ及びカバー類全てを交換していきます。

先ずはスペアタイヤを外していきます。

スペアタイヤを外した所で、取り付け部品の状態を確認します。

するとかなりの強度がある部品なのですが、しっかりと曲がっています。

下側の取り付け部に力が加わったのでしょう。

その部分を中心にしてリアゲートが変形しているのが分かります。

ここからリアゲートを外す作業をしていきます。

リアゲートで使用している配線が、他の車と比較してとても長く、狭い場所を通っています。

配線を傷つけないように慎重に外していきます。

またリアゲートを外すのと同時にドアヒンジも外します。

この車ではドア側の取り付け部、ボディ側の取り付け部共に隙間やチリの調整を必要とします。

次に左右のクォーターパネルにボカシ塗装をするためにリアバンパーを外し、塗装する範囲の部品を外していきます。

塗装する範囲の一ヵ所としてバックパネルがありますが、そこにはバックカメラが取り付けられている事からかめらを外します。

ここまでの作業で一通りの部品の外しを完了します。

そして新しいリアゲートを仮組みして新品パネルがちゃんとした物かを含めた確認をします。

このチェックで問題が無いことが分かったので、エステックカーサービスでは常に行っている防錆塗装をします。

ここからは本塗装をしていきます。

タイヤカバーは表だけではなく裏面も塗装をする部品となります。

その為に裏面を塗装した後、しっかりとマスキングをして表面を塗装します。

次にリアゲートとクォーターパネルを塗装します。

これにて塗装は終了しました。

ここから組み付けとなるのですが、先程お伝えしたようにリアゲートを取り付ける際のドアヒンジの調整をしっかりしていきます。

また配線の組み付けも配線にキズを付けないよう慎重にボディの中を通していきます。

ここでのリアゲートを組み付けたあとは、スペアタイヤを取り付けスペアタイヤカバーを取り付けます。

この時にカバーに取り付けるスターマークの黒い部品の位置を平行になるように珍重に取り付けて作業が完了となりました。

今回は交換のみの作業を見て頂きましたが、他車とは違う作業が存在しました。

しかし、エステックカーサービスではスタッフそれぞれの経験値によりしっかりと仕上げる事が出来ました。

外車の修理に関しては経験が豊富なエステックカーサービスにお任せください。

皆様からのご一報お待ちしております。

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