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ポルシェの車検を依頼するにあたり、なるべく費用を節約したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
輸入車という性質上、そもそもポルシェの車検費用は高くなる傾向にあります。その車検費用を抑えるためには、ポルシェの特徴や費用の区分などを把握しつつ、節約につながるコツを実践することが大切です。
本記事では、ポルシェの車検費用が高くなる理由を踏まえ、費用内訳について把握し車検費用を安く抑えるコツについて解説します。
大きな修理箇所がないポルシェの車検費用の平均額は約20~30万円で、一般的な車種にに比べて少し高くなる傾向にあります。このうち、諸費用(法定費用)を抜かした約15~25万円が点検整備費用に該当します。
ポルシェの車検がやや高くなる理由は、おもに以下の5つです。
● 車両重量が重いモデルは重量税が高いから
● エンジンオイルが高いから
● 部品代が高いから
● 日本の環境に合わせて設計されていないから
● 高度な検査技術が求められるから
それぞれの理由について詳細を解説します。
車検の法定費用に含まれる重量税は、0.5tごとを区切りに金額が上昇します。
特にカイエンやパナメーラなどのモデルは高重量とされ、新車を購入して初回の車検は3年分、以降はその有効期間に応じて2年または1年分ごとの支払いが必要です。
法定費用はどこで車検を受けても内訳に変わりはありませんが、車両重量によって金額に差が出るため、重量のあるポルシェなら負担金額が大きくなります。
ポルシェの魅力、走りのパフォーマンスの維持には、高性能・高品質なエンジンオイルが必要です。
ポルシェは他の輸入車に比べ排気量が大きい傾向にあるため、エンジン性能を十分に発揮するにはエンジンオイルが高額になるのです。
特にフロント部分にオイルクーラーがあるモデルなら、多い容量にプラスして高い技術が必要になり、エンジンオイル交換はより高額になります。
ポルシェの優れた性能を維持するためには、高品質な部品が欠かせません。
そのため、ポルシェの部品には高価・高品質な素材が使われており、なおかつ形状やサイズも一般車とは異なる特別な仕様で製造されています。さらに、一般車の部品と比べて生産数自体が少ないため、どうしても部品一つひとつのコストが高くなりがちです。
また、ポルシェの車検では定期的な部品交換が行なわれるケースも多いので、その部品代を含めて車検費用が高くなりやすい傾向にあります。
例えば、ポルシェの大半はスポーツタイヤを採用していますが、一般的なタイヤより接地性能やグリップ力が高い分、価格も高めです。一つでもスリップサインが出ているタイヤがあると車検には通らないので、タイヤ交換の費用もかかってきます。
寒冷地で走行する場合、スタッドレスタイヤも準備しなければならないため、さらに費用はかさむでしょう。
ポルシェは海外産の輸入車なので、国産車のように日本第一で設計されていません。もちろん、日本でも走行性能を測るテストは行なわれていますが、国産車ほどは徹底していない可能性があります。
また、日本は季節によって温度や湿度の差が激しいため、オイルシールやハーネスなどが劣化しやすいことも難点です。輸入車は国産車より早い年数で劣化しやすいため、整備箇所や交換部品が多くなる分、車検費用も高くなりやすいでしょう。
ポルシェと一般車を比較した場合、設計や構造で異なる部分が多々あります。車検でも専門的な検査技術が要求されますが、そのような技術を持つスタッフは人件費も高めに設定されているため、そのことに比例して車検費用もアップしやすいのです。
また、スタッフが検査技術を身につけるための研修費用を、車検費用に上乗せするケースもあります。
車検費用の内訳には、法定費用と点検整備費用の2つがあります。ここでは、それぞれの詳しい内容を見ていきましょう。
車検を通す場所がディーラー、民間工場に関係なく一律にかかる費用です。法定費用には、自動車重量税・自賠責保険料・検査手数料(印紙代)が含まれます。
内訳はどこに車検を出しても変わりませんが、金額は普通車または軽自動車などの車のタイプ、車両重量などによって異なります。
点検整備費用に含まれるのは、24ヵ月定期点検料・測定検査料・車検代行手数料・部品交換費用です。
24ヵ月定期点検料や測定検査料は、車に必要な整備や点検を行なうための費用でディーラーや民間工場などによって金額が異なります。
また車検代行手数料は印紙代・書類手続・車の往復労賃などが含まれ、各業者の利益がプラスされます。
部品交換費用は、劣化や故障による部品交換にかかる費用で、例としてはオイル・ベルト・タイヤ・クラッチディスクなどが挙げられるでしょう。
このように点検整備費用は車検を受ける場所や車の状態によってかかる費用が異なります。車検費用を抑えるためには、業者選定や車の状態によって変化する、点検整備費用を削減することが重要といえるでしょう。
ポルシェの車検費用を節約したい場合、以下のようなコツを実践しましょう。
● 相見積もりを取り比較する
● 定期的にメンテナンスを行なう
● 中古部品・リビルト部品を使う
● 割引を適用する
● 信頼と実績のある民間工場へ依頼する
要点や注意点についても詳しく解説します。
1社からの見積もりだけでは、内容の善し悪しの判断ができません。
ポルシェの車検では、複数社からの見積もりを取り寄せ、特に費用差額の出る整備点検費用の内容や料金を比較し、自分の希望に合う店舗を選びましょう。
ディーラー以外であればポルシェの車検を取り扱っていない業者もあるので、事前に取り扱い可能な店舗の把握が重要です。
オイル、バッテリー、タイヤなど、日頃から定期的にメンテナンスをして不具合を生じている部分は早めに交換、修理しておきましょう。
劣化や故障などが原因で車検のときに部品交換が行なわれると、部品交換代や工賃費用がかかり車検費用が高くなります。
日常の点検整備については、車両取扱説明書や整備手帳を参考にするとよいでしょう。
中古部品は使用済みの自動車から取り外し、点検・清掃を行なったうえで再利用される部品のことです。一方、リビルト部品は中古部品の分解洗浄や消耗品の交換などを実施し、新品同様のクオリティに再生した部品を指します。
どちらも新品部品より安価なので、部品代を2~3割程度安く抑えることができます。特にリビルト部品はコストパフォーマンスに優れているため、使用可能であればおすすめです。
車検業者によりますが、早期予約割引やリピート割引などのキャンペーンを実施しているケースもあります。車検費用を節約する手段として、このような割引の適用は確実かつ手軽です。
ただし、割引対象や申し込みの流れはそれぞれ異なるので、WebサイトやSNSで確認しましょう。
一般的にディーラー車検は民間工場よりも車検費用が高いとされ、予備整備・人件費・外注マージンの発生がおもな原因です。
また特にディーラー車検では、部品交換のときに純正パーツを利用するため、中古品やリビルド品利用などの融通が効く民間工場に比べ、車検費用が割高になる傾向があります。
費用を抑えた整備点検を期待するには民間工場の選択がおすすめですが、ポルシェの取り扱いでは独自の専門知識や技術が必要ですので、信頼と実績のある店舗選びが重要です。
ポルシェは国産車より重量税や部品代が高いうえ、日本の環境だと劣化スピードが速く、高度な検査技術も求められるといった事情があるため、車検費用は高くなりがちです。
少しでも車検費用を安く抑えたいなら、定期的なメンテナンスや割引の適用を考慮したうえで、民間工場に依頼することを推奨します。民間工場と一口にいっても業者の数が多いため、検査実績や口コミをチェックして選びましょう。
エステックではポルシェなど、輸入車の車検にも対応していますので、ぜひ一度ご相談ください。
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