こんにちは。調布店、清水です。

今回ご紹介するお車は、杉並区よりご依頼頂きましたBMW・2シリーズ・F20になります。

今回の修理依頼箇所ですが、壁にリアドアからクォーターパネルにかけて接触した際に出来た凹みと傷の修理となります。

リアドアは真ん中付近と後ろ側、クォーターパネルはタイヤハウス前側に損傷を確認する事が出来ます。

リアドアは2カ所の損傷箇所が離れている為に修理すると、リアドア全体の修理となってしまう為に交換する事になりました。

またクォーターパネルは、大きな損傷ではなく、鈑金修理にて対応できる範囲でしたので修理にて対応する事になりました。

損傷確認が出来ましたので、ここから作業に入っていきます。

先ずは交換するリアドアを外していきます。

リアドアを外すに当たり、ドアガラスが2分されています。

後ろ側に付いているガラスは貼りガラスとなる為に、取付時張り直しをします。

リアドアの付属部品が外れた後、リアドアパネルを外して新しいドアを仮組していきます。

またロッカーカバーもこの段階で外します。

これはクォーターパネルの修理がリッカーカバーとの合わせ部分にかかることがある事と、接合部にしっかりと塗装をする為です。

部品の外しが終了したので、鈑金修理をしていきます。

先ずは凹んで切る端の部分を専用の治具で成形していきます。

端の部分の形を出しながら、凹みのある部分も成形していきます。

その際新しいドアパネルを仮組しながら、隙間などをしっかりと確認し成形をします。

交換したドアは仮組の段階で隙間やチリなど出していくのですが、今回はリアドアを止めるドアヒンジ自体を調整していきます。

ドアヒンジはｾﾝﾀｰﾋﾟﾗｰに取りついている為、センターピラーの車内側から調整をしていきます。

叩き作業が終了した後、パテでの成形に入ります。

クォーターパネルの成形が終了した後、サフェーサーを塗装します。

その後本塗装に向けての下処理をします。

リアドアを交換する為に、フロントドアにボカシ塗装をします。

その準備としてドアハンドルなどを外していきます。

またクォーターパネルを塗装する為リアバンパーを外しますが、左右のテールランプを外してからの作業となりますので、後ろは一通り部品を外すことになります。

更にクォーターパネルから続いているルーフサイドにも塗装をする為、ルーフモールを外して準備をします。

これにて外す必要のある部品は全て外れました。

ここから塗装に入っていきますが、リアドアは防錆塗装をし直してから本塗装に入ります。

エステックカーサービスでは、新しい部品にはメーカーから入荷した際に塗装されている防錆塗装だけでは塗装が薄い為、下処理をした際に薄くなったり無くなる事がある事から全ての部品に塗装をします。

ボディの下処理も終了しましたので本塗装をしていきます。

塗装が完了した後は、しっかりと乾燥をさせ組付けと磨きをして作業が完了となりました。

今回は、新しい部品に対しての作業等を見て頂きました。

全てのお車に必要な作業がそれぞれあります。

その時々で対応する処理をしながら作業をし、新車同様の仕上がりにさせて頂きます。

皆様からのご一報おまちしております。

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