こんにちは、エステックカーサービス世田谷ファクトリーのNです。
今回は世田谷区のI様
ポルシェ 911 997 カレラ4 GH-99705 エンジン再始動不良 作業事例を紹介致します
15~20分ほど走行し、5分ほど車両を置いてから始動しようとするとエンジンがかからないといったご用命で入庫されました(+_+)
イメージ的にはコンビニに立ち寄って、いざ出発のタイミングでかからないといったところでしょうか・・・
かなりクランキングをしてアクセルを踏むとかかるとの事です
何やら嫌な予感はしますが、早速診断していきましょう(^^)/

タンクベントシステムが入力しています
フォルトコードとしては分かったのですが、このコードが入っているとなると、怪しい部品は・・・

これですね。チャコールキャニスターからの蒸発ガスをエンジンに取り入れるかどうかを制御するバルブです
パージバルブとも呼ばれるものですね
どうやらココが悪さをして今回の不具合になっているようです
お次はデータを確認して整合性を取っていきます

エアマス(エアフロメーター)の入力値です
このバルブが閉じたり開いたりすることでパージの制御を行いますが、
閉じているはずの状態で点検しても空気の導通があることが判明しました(*´▽`*)
それにより始動時に本来取り入れないはずのパージを導入してしまい、
空燃比が濃い状態となりエンジンの掛かりが悪くなったというロジックでしょうかね
さて、ここまで解れば交換!となるのですが、なんと純正部品が在庫なし( ゚Д゚)
特殊な部品ですのでOEMもありません。・・・これは困りましたね~

現品と適合するものを色々調べた結果、適合するバルブの部分だけ仕入れることが出来ました♪
これを使って修理をしていきます

不具合の状態はいわゆる『エア吸い』と呼ばれる、本来取り入れてはならない部分からの空気の流入が発生して、
それにより通過する空気の量を計測するエアマスの計測量が下がってしまっていました
エンジン側に取り込むホースを遮断すると、エアマスの信号値が正規の値に戻ることを確認しました
そして交換後は遮断時の値と同じに復帰しているので完治できたという証明です
この辺はブログネタにしては完全に同業者様レベルの複雑な話ですので分からない方はスルーしちゃってくださいね(笑)
走行テスト後、同様の症状が発生しないので無事に出庫となりました
これで安心ですね♪
世田谷区・23区でポルシェ 911 997 カレラ4 GH-99705 エンジン再始動不良
車検整備・鈑金塗装はエステックカーサービスへお気軽にお問い合わせ下さい
世田谷区のI様 ご利用ありがとうございました!!