こんにちは。調布店、清水です。

今回ご紹介するお車は、ポールに接触してフロントバンパーの左側を損傷した修理を調布市よりご依頼頂きましたメルセデスベンツ、w290、GT、4ドアクーペになります。

損傷箇所としては、フロントバンパーの左側となり上から下にかけて接触しています。

上側の損傷はフロントフェンダーとの取り付け部ギリギリの場所まであります。

下側はフロントバンパーの中でも一番出っ張ている部分に当たっていて、若干の変形になっています。

バンパー本体の損傷自体は大きな変形などがありませんでしたので修理で対応していきます。

またフォグランプカバーの部分のブーメラン型のカバーがあります。

その部分にもキズがありますが、新品部品が黒に塗装されている部品となる為に交換をします。

最後にPDCセンサーにも当たっていたために交換をします。

センサーもフロントバンパー同様にマッドカラーで塗装がされています。

その為に修理をして再塗装すると、塗膜が厚くなってセンサー本来の機能が果たさなくなる可能性がある為に交換をします。

状態と作業方法の確認が出来ましたので、ここから修理を始めていきます。

先ずフロントバンパーを外し、付属している部品を外していきます。

その際に接触しているセンサーも外してキズの状態を確認します。

そうしたらセンサーを取り付けた際にしっかりと収めるためのゴム製のリングが削れてしまっていることを確認しましたので、こちらも交換をします。

付属部品を全て外してからフロントバンパーのキズを修理していきます。

ボデイカラーがマッドカラーとなる事で、部分的に塗装して分からなくする作業が出来ません。

マッドカラーに関しては、磨きをかけてしまうと艶が出てしまい艶消しではなくなってしまう為に塗装したままで完了させないといけません。

また磨きが出来ないためにフロントバンパーを全体的に塗装をする為、受けやすい飛び石などの小キズは全て修理をしておきます。

下側の変形した損傷箇所も、プレスラインをしっかりと出して形を整えていきます。

フロントナンバーの下に脱着の出来るフロントバンパーのパーツの一部があります。

この部品には飛び石などがありましたので、丸ごとキズを取る修理をします。

それと同時にキズや変形を修理したフロントバンパーにサフェーサーを塗装して、サンディング跡を消したり整形の最終チェックをします。

その後本塗装に向けた下処理をします。

塗装前の準備が完了しましたので、本塗装をしていきます。

今回はフロントバンパーを初めとするパーツ数点の塗装となり、塗装する前の調色でしっかりと出した色での塗装となります。

只塗装する際には艶が出る仕上がりとなって、艶が無くなる時間が必要となります。

艶のなくなる状態を計算しながらの仕上がりとなりますが、エステックカーサービスの塗装スタッフはマッドカラーの経験値がありますので仕上がりを想定した塗装でしっかりと対応していきます。

塗装後の感想をしっかりとした後、組み付けて作業が完了となりました。

今回は特別色のマッドカラーの修理を見て頂きました。

最近では今回の色に限らず増えてきているマッドからですが、エステックカーサービスではしっかりと対応させて頂いております。

マッドカラーの修理もお任せください。

皆様からのご連絡お待ちしております。

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