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2019/03/18

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メルセデスベンツ W221 S550  エンスト・エンジン不調発生 クランクポジションセンサー交換 作業事例

こんにちは、エステックカーサービス世田谷ファクトリーのNです。

 

 

 

 

 

今回は世田谷区のW様

 

メルセデスベンツ W221 S550  エンスト・エンジン不調発生 クランクポジションセンサー交換 作業事例を紹介致します。

 

 

走行中にエンジン不調からのエンスト発生との事でご入庫されました。

 

しばらくしてエンジンを再始動させると不調は無いですがエンジンの警告灯が点灯しています(/ω\)

 

V8のエンジンがエンストという事は、個別の気筒の不具合というよりは全気筒の不具合に関するものと推測します。

 

まず先に診断機にてフォルトコードを確認してみましょう(^^)/

 

結果は、エンジン回転信号の入力が無いというフォルトが記憶されていました。

 

一応フォルト入力時のデータを確認するもエンジン回転数は0との表記でした、まあ当然ですね。

 

 

 

 

 

配線の点検をしてOKですのでクランクポジションセンサーの不良と断定し取り外しにかかります!

 

クランク信号のピックアップはフライホイール(ドライブプレート)外周のギザギザより検出していますので

 

こんな奥まったところに付いています(-_-)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミッション上部のエンジン側ギリギリに取り付けされています。

 

エンジンカバーを外して上からアクセスしますが、上からではボルトの位置が全く見えません・・・

 

ここは心眼という名の手探りで慎重に作業していきます。落とすと厄介ですからね~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これがクランクセンサーになります。

 

エンジン回転を検出することで、エンジンの電子制御においては1,2位を争う大事なセンサーとなります。

 

低回転時の検出精度向上のために、この型からは3極コネクターに変更されていますね。

 

これにより波形はデジタル波形となり、以前のマグネットタイプより検出精度がアップしました。

 

交換後無事にエンジン始動→快調なエンジンとなりました♪

 

最後にロードテストとフォルトコードを消去し完成となります。

 

最近のエンジンコンピューターはこちらが考えている以上に頭がよく、エンジン制御の小さな異常も記憶しています。

 

以前にエンジン不調になったことがあった、たまに調子が悪いことがある等、

 

現状で不具合を感じないからと言ってそのままにしておくと、大きなトラブルに発展する可能性があります。

 

まずは診断して、以前の不具合の記憶をコンピューターに聞いてみましょう!

 

世田谷区・23区でメルセデスベンツ W221 S550  エンスト・エンジン不調発生 クランクポジションセンサー交換 

 

車検整備・板金塗装はエステックカーサービスへお気軽に相談ください♪

 

世田谷区のW様ご利用ありがとうございました!!

 

 

 

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