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オイルエレメント交換しないとどうなる?

2024/03/21

整備日常点検

オイルエレメントを交換しないと、以下の様な問題が発生する可能性があります。

 

エンジンオイルの汚れがひどくなり、エンジン内部の摩耗が進む

 

オイルエレメントは、エンジンオイル中のスラッジや金属片などの不純物をろ過し、常に清潔なオイルをエンジンに送り込む役割を担っています。オイルエレメントを交換しないと、フィルターが汚れで目詰まりし、ろ過機能が低下します。

 

ろ過機能が低下したオイルエレメントを通過したエンジンオイルは、汚れや不純物が多く含まれた状態になります。このような汚れたオイルがエンジン内部を循環すると、エンジン部品の摩耗が進行し、エンジンの寿命が縮まる可能性があります。

 

オイルフィルターが目詰まりし、エンジンオイルの循環が悪くなる

 

オイルエレメントが完全に目詰まりしてしまうと、エンジンオイルの循環が悪くなります。エンジンオイルは、エンジン内部の摩擦を軽減し、熱を冷却する役割も担っています。オイル循環が悪くなると、エンジン内部の摩擦が大きくなり、熱が溜まりやすくなります。

摩擦が大きくなると、エンジンの出力低下や燃費悪化の原因になります。また、熱が溜まりやすくなると、エンジン部品の異常膨張や焼き付きなどの重大な故障につながる可能性があります。

 

エンジンオイルの劣化が早くなる

 

オイルエレメントは、エンジンオイル中の酸化物や水分などの劣化物質も除去する役割を担っています。オイルエレメントを交換しないと、これらの劣化物質がエンジンオイルに蓄積し、オイルの劣化を早めます。

劣化が進んだエンジンオイルは、本来の性能を発揮できなくなり、エンジン内部の保護能力が低下します。

 

その他

 

オイルエレメントが劣化・破損すると、オイル漏れが発生する可能性があります。オイル漏れは、エンジンオイルの量不足や環境汚染の原因になります。

 

まとめ

オイルエレメントは、エンジンオイルを清潔に保ち、エンジンを保護するために重要な役割を果たしています。定期的に交換することで、エンジンオイルの劣化や汚れを防ぎ、エンジンの寿命を延ばすことができます。

車のエンジンオイル交換時に、オイルエレメントも忘れずに交換するようにしましょう。

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