愛車のフォルクスワーゲンに傷やへこみがついてしまった…そんなとき、ディーラーと工場（カーショップ）のどちらに依頼すればいいのか悩んだ経験のある方は多いのではないでしょうか？また、具体的に「板金塗装」とはどんな修理のことを指すのか分からない、という方もいるでしょう。

そこで今回は、板金塗装の基本やフォルクスワーゲンの板金塗装をどこに依頼すべきかを解説します。記事の後半では、実際の修理事例もご紹介します。フォルクスワーゲンオーナーの方はぜひチェックしてみてください。

板金塗装ではどんな修理をしてくれるの？ 

そもそも、傷やへこみができてしまったときにおこなわれる板金塗装ですが、具体的には「板金」と「塗装」の2種類の作業に分けられます。愛車にどんな作業がおこなわれるのか把握しておくためにも、以下で確認しておきましょう。

◇板金 

板金とは、事故などによる衝撃でへこんだり、経年劣化によって変形したりした部分を、元の形状に戻す作業のこと。主な方法は以下の2つで、へこみ具合やへこみのある場所によって使い分けます。

・表からひっぱって板金をする

ひっぱったり叩いたりして板金をおこなう過程で塗装をはがすため、必然的に塗装と一緒におこなうことがほとんど。そのため、塗装と合わせて「板金塗装」と言われています。

◇塗装 

塗装とは、その名の通り車に色をつけていく作業で、1度板金で塗装をはがした部分に、元の車と同じ色合いの塗料を吹き付けていきます。一概に「塗装」と言っても、パテ付けや下地処理材の塗装、研ぎ、クリア塗装など作業工程は多く、技術力の差が出やすい作業だと言っていいでしょう。

また、板金塗装には全体塗装と部分塗装の2種類があり、どちらを選ぶかによって仕上がりやかかる費用が異なります。店員とよく相談して決めましょう。

フォルクスワーゲンの板金塗装はディーラーと工場どちらに依頼すべきか 

いざフォルクスワーゲンに傷やへこみができてしまったとき、近くにある工場（カーショップ）かディーラーのどちらに依頼するか悩む方は多いのではないでしょうか？実はどちらにもメリット・デメリットがあるので、以下を参考にして、自分に適した方を選びましょう。

◇ディーラーの特徴 

ディーラーに依頼したときの最大の特徴は、安心感が得られること。純正品を使用することはもちろん、車の整備知識などが豊富なので、高い品質の仕上がりになります。

ただし、実際に修理をおこなうのはディーラーではなく提携している板金塗装工場なので、中間マージンが発生する分費用は高めです。社内で分業が進んでいるため手続きが多く、車を受け取るまでに手間と時間がかかります。修理後に2重3重のチェック体制が敷かれているなど、安心のための時間ではありますが、愛車と長い間離れているのは嫌だ、という方は大きなデメリットに感じてしまうでしょう。

◇工場（カーショップ）の特徴 

工場（カーショップ）の最大の特徴は、ディーラーよりも安くて修理が可能なこと。ディーラーのように中間マージンが発生しないケースが多く、中古部品や純正品ではない部品も使うため、値段も安くなります。また、工場によっては、きめ細かなサービスも行っているのも特徴の1つ。手続きなども簡単なので、簡単な修理であれば当日中に車が返ってくるケースもあります。

ただし、おこなっているサービスや作業員の技術力は工場によって異なります。ディーラーよりも安い値段で高い技術力のある工場もあれば、その逆もしかりです。

ホームページをしっかり確認することで、安いだけではなく、品質の高い仕上がりになる工場（カーショップ）を見極めるようにしましょう。

フォルクスワーゲンの板金塗装の修理事例

それでは実際に、フォルクスワーゲンの板金塗装の修理事例を見ていきましょう。ここでは、当社が手掛けた3つの事例をご紹介します。全てビフォーアフターの写真を載せているので、ぜひ技術力をご確認ください。

＜修理前＞

＜修理後＞

フォルクスワーゲンのトゥーランの右側面に、大きなへこみができてしまったケースです。左リアフェンダーパネルに板金塗装をおこない、リアバンパーに修理塗装をおこなうことで元の綺麗なボディがよみがえりました。

車情報：フォルクスワーゲン　トゥーラン

修理内容：右側面の傷へこみ修理

事例ページ：フォルクスワーゲン　トゥーラン　左リアフェンダー・リアバンパー　キズへこみ　板金塗装

＜修理前＞

＜修理後＞

右後部車輪の上部を擦ってしまい、傷がついてしまったケースです。傷の範囲も狭く、小さな傷ではありますが、塗装がはげているので目立ってしまっていました。右クオーター、右リアバンパーの修理塗装をおこなうことで、フォルクスワーゲン本来の美しい赤いボディに直りました。

・車情報：フォルクスワーゲン アップ　(赤）

・修理内容：右クオーター、右リアバンパーの板金塗装

・事例ページ：フォルクスワーゲン アップ キズ修理

＜修理前＞

＜修理後＞

フォルクスワーゲンのシャランを走行中、ポールに左側面を擦ってしまったので修理して欲しい、とのご依頼でした。傷とへこみが酷かったため、左フロントドアを新品に交換し、左スライドドアに板金塗装をおこないました。板金塗装をおこなったドアも綺麗になり、どちらも新品のようになりました。

・車情報：フォルクスワーゲン シャラン

・修理内容：左フロントドア新品交換と左スライドドアの板金塗装

・事例ページ：フォルクスワーゲン シャラン 左フロントドア・左スライドドア 板金塗装

まとめ

大切に乗ってきたフォルクスワーゲンに傷やへこみがついてしまうのは、とても残念なことです。しかし板金塗装をおこなうことで、新品と同じようなボディによみがえらせることは可能です。今回の記事でご紹介したディーラーと工場（カーショップ）のメリット・デメリットを参考にして依頼する場所を選ぶとよいでしょう。

もし工場に依頼すると決めたら、その工場の作業実績を見ておきましょう。特にフォルクスワーゲンのような輸入車の修理は、経験したことがない工場が多くあります。せっかくの愛車を任せるのですから、経験豊富な工場に任せるようにしましょう。

S-TECHは輸入車・高級車の板金塗装を数多く請け負っているので、確かな経験と技術力があるのが魅力です。フォルクスワーゲンの板金塗装の経験も豊富なので、安心してお任せいただけます。

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