ベンツオーナーの方、もしくはこれからベンツに乗りたいと思っている方のなかで、ディーラーと民間車検工場（指定工場）どちらに入れたら費用を安く抑えることができるか知りたい方は多いのではないでしょうか？

結論からいうと車検費用を抑えたいのであれば民間の車検工場のほうが費用を安く抑えやすいです。

今回はその理由と、ベンツのような輸入車を得意とする民間車検工場（指定工場）の選び方を解説していきます。

この記事を最後まで読むことで車検の費用を抑えるポイントがわかりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

車検費用には法定費用と点検整備費用がある

車検の費用は法定費用と点検整備費用の2種類があります。

点検整備費用は車の状態によって異なり、特に大きく悪い箇所がなければ、諸費用を抜かした15万円～25万円が相場です。それぞれについて詳しく解説していきます。

◇法定費用

法定費用とは車検を受ける際、必ず発生する費用のことで以下のようにまとめられます。

◇点検整備費用

点検整備費用とは整備にかかる費用のことです。金額は依頼する店舗や、整備内容によって差が出てきます。

はじめての車検や車の調子が良く修理する箇所が少ない場合は安く済みますし、修理する箇所が多ければその分費用がかかることになります。

項目としては下記のとおりです。

ベンツの車検の流れと車検場所

ベンツの車検を受ける際の基本的な流れや、車検にかかる日数、車検を受けられる場所を紹介します。

◇ベンツの車検の流れ

ベンツを新車で購入した場合は、購入から3年後に1回目の車検を行ないます。その後は2年おきに車検があります。

中古車の場合は2年ごとに車検があります。ただし、購入時に残っている車検期間によって、初回の車検がいつになるかが異なります。

車検の流れは以下のとおりです。

1. 見積もりおよび予約
2. ディーラーまたは民間車検工場へ入庫
3. 分解整備および各種点検
4. 車両引き渡し

まずは、車検を頼みたいディーラーや民間車検工場へ連絡して、車検費用の見積もりを依頼します。見積もり金額に納得できれば車検の予約を取りましょう。

予約当日に車を依頼先へ持って行き、整備や点検を受けます。車検が完了したら料金を支払い、車を受け取ると終了です。

車検にかかる日数は一般的には2～3日程度ですが、車の状態や依頼先の混雑状況によって異なり、早ければ即日で終了するケースもあります。長い場合は1週間程度かかることもありますが、それ以上長くなることはほとんどないでしょう。

混雑などで車検が受けられず、車検満了日を過ぎることがないように、見積もりや予約は早めに行なうことが大切です。目安としては車検満了日の1ヵ月前に予約をしておくと安心でしょう。

◇車検場所の例

車検を受けられる場所としては、以下の6つが挙げられます。

 ディーラー
 中古車販売店
 カー用品店
 民間車検工場
 車検専門店
 ガソリンスタンド

これらの車検を受けられる場所は、「認証工場」と「指定工場」に分けられます。一般的に車検では車の分解整備を行ないますが、分解整備を行なうには地方運輸局長の認証が必要です。この認証を受けると「認証工場」になります。

また認証工場のなかで、設備や技術が一定の基準を満たし、指定自動車整備事業の指定を受ければ「指定工場」になります。指定工場は「民間車検場」「民間車検工場」と呼ばれることもあります。

認証工場でも車検は受けられますが、自前で検査をするために必要な検査ラインがありません。そのため、運輸局へ車体を持ち込んで検査を受けなければならず、期間が長くなる可能性があります。

したがって、車検を依頼する場所を探す際には、認証工場か指定工場かを事前に確認しておいたほうがよいでしょう。ディーラーの整備工場は多くが指定工場です。

民間車検工場がベンツの車検費用を抑えやすい理由

なぜ民間工場のほうがディーラーに比べると車検費用を安く抑えやすいのでしょうか？

ディーラーと民間工場の特徴

ディーラーは車検ごとに交換推奨部品が決められており、より安全面を考慮した整備・部品交換が行なわれます。

そのため、ディーラーでは、どの場所で受けても同じサービスを受けられる安心感はありますが、その分費用が高くなりやすいのです。

一方、民間の車検場は、最低限の基準を満たす整備のみを行なえることや、純正部品ではない社外部品などを使用するなど相談に応じて臨機応変に対応してくれるため、車検費用を抑えやすいのです。

ベンツのような輸入車を得意とする民間車検工場の選び方

車検費用を安く抑えやすいとはいえ、民間工場ではディーラーのようにどこで受けても同じサービスではないので、どこを選べば良いか不安な方もいると思います。

ここではベンツのような輸入車を得意とする民間工場の選び方を解説します。

◇見積もりがわかりやすいか

詳細な説明もなく、金額だけのような見積もりを出されても中身がわからなければ、それが正当な費用なのかどうか判断できません。

見積もりの項目を確認してわからなければ遠慮なく質問してみましょう。

◇きめ細やかな対応・やりとりをしてくれるか

大事な高級車を安心して預けるためにも、信頼できる工場を選ぶことが大切です。

見積もりの際の接客態度や、車の状態についての説明などでスタッフの雰囲気や対応を判断することができるので、注目してみましょう。

エステックは丁寧な対応でお客様にも大変満足をいただいています。

◇輸入車や高級車の整備経験が豊富か

輸入車であるベンツを整備に預けるなら、やはり輸入車の整備経験がいいほうが安心です。

エステックは輸入車や高級車専門なので、もちろんベンツの整備経験も豊富です。それに加え最新の技術を常に学び続けているスタッフたちなので安心して車を預けることができます。

◇車検にかかる日数も確認を

整備工場の稼働状況をはじめ、車に重大な修理箇所があった場合など、整備の状況によっても車検にかかる日数は変わってきます。

車検を依頼する際には、見積もりの際に日数の確認をしておきましょう。

エステックでは、平均3日～7日ほど車をお預かりし、車検を行ないます。

ベンツの車検費用を抑えるコツ

車検を受ける前に自分で対策をしておけば、ベンツの車検費用をある程度抑えられます。ここでは、自分でできる費用削減の方法を4つ紹介します。

◇日頃からメンテナンスを実施する

車の状態が悪いほど、多くの整備が必要となり車検費用がかさみます。日頃から丁寧に運転するとともに、異常がないか自主点検を行なうとよいでしょう。異常に気付くのが早ければ症状が軽いうちに対応でき、結果として整備費用が少なく済む可能性が高まります。

◇交換パーツを自分で買う

交換パーツを自分で調達すると費用を安く抑えられます。「交換パーツは整備工場でしか購入できないのでは？」と思われるかもしれませんが、ベンツでもインターネットで買える定番部品があります。自分で買えば整備工場よりも安く調達できる点がメリットです。

自分で点検した結果、交換が必要だと思われる部品は、あらかじめ自分で購入しておくと車検のコストをカットできるでしょう。

◇修理など必要不可欠な内容にとどめる

車検では、壊れていない部品でも摩耗しているなどの理由で交換をすすめられることがあります。安全性を担保するためですが、交換する部品や修理箇所が増えるほど車検費用も高くなります。

費用を抑えるためには、このまま放置すると車が動かなくなる可能性があるなど、必要最低限の部品だけを交換するとよいでしょう。症状が発生してからの対応で間に合う部品は、車検のときには交換・修理を行なわないことでコストカットが可能です。

◇割引キャンペーンなどを利用する

割引キャンペーンを利用すれば費用を抑えられます。例えば、依頼先のサイトや車検のまとめサイトなどで、インターネット予約により費用が割引になるキャンペーンなどを実施していることがあります。民間車検工場を探す際には、このようなキャンペーンなどにも注目してみましょう。

まとめ

車検費用には法定費用と点検整備費用の2種類があり、おもに点検整備費用によって差が生まれます。日頃から自分でメンテナンスを実施したり、修理などを必要最低限の内容にとどめたりすることで、車検費用を抑えられます。また車検の依頼先は、臨機応変な対応が可能な民間車検工場がおすすめです。

エステックはベンツの整備経験も豊富で、丁寧な対応によりお客様からも満足の声をいただいています。エステックでは車検のお見積もりを無料で行っております。車検の際にはぜひ気軽にご相談・お問い合わせください。

大切な車だから信頼できる工場に車検はお願いしたいけれど、費用は抑えたいという方は、輸入車の車検実績が豊富なエステックに、ぜひお気軽にご相談ください。

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