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ベンツゲレンデは故障しやすい?よくある故障例と予防方法を紹介

2023/03/25

修理

車の修理

メルセデス・ベンツのゲレンデは、悪路走行も可能な性能を備えたSUV車です。一方で、車両が重いために、足回り部品の摩耗などが早い傾向にあります。

 

また、ゲレンデは輸入車であることから、故障した場合には修理費用もそれなりにかかります。

 

ゲレンデで安全運転を続けるには、故障を予防するための定期的なメンテナンスが重要です。この記事では、ゲレンデの故障しやすい箇所や予防方法、故障修理の作業事例について紹介し、修理費用を安く抑える方法などを解説します。

 

 

 

ベンツゲレンデは故障しやすい?故障を防ぐには?

メルセデス・ベンツのゲレンデで、よくある故障例や故障を防ぐ方法を解説します。

 

◇ゲレンデの故障しやすい箇所

ゲレンデはメルセデス・ベンツの最高峰SUV、Gクラスの愛称です。車両重量が大きいため、足回りにはこまめなメンテナンスが必要とされています。

例えばゴムブッシュ類は、オフロードでの使用が多いほど亀裂やゴム痩せの進行が早くなります。ブレーキパッドも、重い車体を停止させる際の負担が大きいため、摩耗が早い箇所です。

また、1990〜2000年前後のゲレンデは電装系が弱く、サンルーフやウィンドウレギュレーターなどに故障が見られる例があります。

 

◇ゲレンデは故障しやすい車種なのか?

ゲレンデは軍用車両「ゲレンデヴァーゲン」をルーツとしていることもあり、頑丈なラダーフレームと悪路走行も可能な性能を備えています。

また、ゲレンデは発売以来、大々的なモデルチェンジを行なわなかった経緯もあり、大きなトラブル事例は少ないとされています。

 

◇ゲレンデの故障を防ぐ方法

ゲレンデに限らず、車は故障してしまうと交換部品代などの費用がかかります。故障を予防する意味でも、定期的な点検やメンテナンスが重要です。

 

とはいえ、ちょっとした異音や不具合の場合、「わざわざディーラーに持ち込むのは気が引ける」とお考えの方も多いでしょう。そこで、身近な民間の整備工場など、気軽に相談できる相手を持っておくことをおすすめします。

 

 

 

ベンツゲレンデの故障の修理は民間工場がおすすめ!

車の修理を呼ぶ男性

メルセデス・ベンツのゲレンデが故障した場合、ディーラーだけでなく民間の整備工場でも修理が可能です。

 

◇民間工場をおすすめする理由

正規ディーラーでは一般的に、部品の修理や交換に純正部品を使います。ゲレンデは輸入車のため部品も輸入品です。輸入品となると海外からの輸送費だけでなく、日本で保管するための費用も部品代に上乗せされます。

民間の整備工場の場合、純正同様の性能を持つOEM部品(OEMとは他社ブランドの製品を製造すること)やリサイクルパーツ、オークションで購入した持ち込み部品などの利用が可能です。

そのため、正規ディーラーに修理を依頼するよりも、費用を抑えられる場合があります。お客様の予算や要望に合わせて柔軟な対応をしてもらえる点も、民間の整備工場ならではの特徴です。

 

ただし、故障箇所や状態によっては純正部品を使ったほうが良い場合もあります。民間の整備工場を利用する際には、輸入車の故障状態を正確に見極められる整備工場に依頼することが重要です。

 

 

◇S-TECH(エステック)なら輸入車の故障にもしっかり対応!

ゲレンデなどの輸入車の修理や整備には、専門技術はもちろん、専用の設備やコンピュータ診断機などが必要です。S-TECH(エステック)は、輸入車の整備や修理に特化した民間の整備工場であり、輸入車を扱えるだけの技術や経験が豊富にあります。

 

S-TECH(エステック)では、オールドカーから最新のモデルまで、あらゆる輸入車の修理や整備に対応可能です。もちろん、メルセデス・ベンツのゲレンデの作業実績も豊富なため、安心してお任せください。

 

 

 

S-TECH(エステック)ではベンツゲレンデの故障にも対応!

これまでにS-TECH(エステック)で行なったゲレンデの修理実績をご紹介します。

 

◇メルセデス・ベンツ W463 G320 左リヤドアガラス不動修理

メルセデス・ベンツゲレンデ(W463 G320)の左リヤドアガラス修理の作業事例です。

 

お客様から「左リヤの窓ガラスが動かない」とのご相談がありました。該当箇所を確認してみると、窓は下がるけれど上がらない状態で、少しの隙間を空けたまま動かなくなってしまいました。

修理中の左リヤドアガラス

ウィンドウレギュレーターを交換する必要があると判断し、まずは隠れたビスに注意しながら、ドアトリムを丁寧に取り外します。モーターと一体になっているウィンドウレギュレーターを取り出し、おおよその位置を合わせてから新しい部品を取り付けました。

 

ゲレンデはハードトップではないため、取り付けの作業は比較的簡単とされているものの、スムーズに修理が行なえるのは職人の経験によるものです。

 

◇メルセデス・ベンツ W463 G350 サンルーフ修理

メルセデス・ベンツゲレンデ(W463 G350)のサンルーフ修理の作業事例です。

 

お客様によると「しばらく動かしていなかったサンルーフを開けようとしたところ、おかしな音がして動かなくなってしまった」とのことです。翌日は雨の予報で、そのままにはできないため即座に入庫していただきました。

サンルーフは天井についているため、天井を外し、サンルーフの全容を確認します。さらにサンルーフ自体を下げて内部を確認すると、サンルーフをスライドさせるワイヤーおよびガイドが破損しているのが見て取れました。

修理中のサンルーフ

 

長く作動していなかったためにグリスが固まったほか、サビなどによる固着もあり故障につながったようです。

 

まずは破損していたワイヤーとガイドを取り外し、新しい部品と交換。さらに細かいパーツもいくつか交換しました。スライドするかを手動で確認したところ、問題なく作動しました。

 

さらに、モーターをつけて位置出しのための調整を行ないます。コツのいる作業ですが、経験があるためスムーズに行なえました。サンルーフが問題なく動くことを確認し、内装を戻して完了です。

 

 

 

まとめ

メルセデス・ベンツのゲレンデは、その頑丈さから故障が少ない車種といわれていますが、走行距離や走行状態によっては、足回りの部品の摩耗や電装系に故障が生じる場合があります。

 

故障を予防するには定期的なメンテナンスに加え、少しの異音や不具合でも専門家に相談することが重要です。

 

S-TECH(エステック)では、長年の経験と実績から、ゲレンデをはじめとした高級輸入車の整備や修理を得意としています。小さなトラブルでもお気軽にご相談ください。

 

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