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ポルシェの修理方法を解説!工賃費用やポルシェジャパンのメーカー保証とは?

2019/12/02

修理

黄色のポルシェ

 

ポルシェの購入を検討しているけれども、日々のメンテナンスや故障した時の費用などの維持費が心配で踏み切れないなんて方も多いのではないでしょうか?

国産車と同じというわけにはいかないものの、修理方法や新車保障の活用次第では、ポルシェの修理にかかる費用をある程度抑えることが可能になります。

このページでは、ポルシェの修理方法や修理にかかる工賃、ポルシェジャパンの新車保証制度について詳しく解説していきます。

 

 

ポルシェの修理は2種類

ポルシェが故障した場合、修理の方法は大きく分けて2つの方法があります。ここでは、それぞれの修理のメリットとデメリットについてそ説明してます。

 

◇ポルシェ認定のポルシェジャパンで修理してもらう

まずは、ポルシェ認定の「ポルシェジャパン」で修理する方法です。ポルシェジャパンとは、ポルシェ車の総輸入販売元であり、いわゆるポルシェの正規ディーラーと言われているお店になります。

 

メリットとしては、正規ディーラーならではのメカニックを含めた修理体制がきちんと整っており、安心して修理を依頼できる点が挙げられます。もちろん、保証の範囲内であれば、無償で修理を実施してもらえます。逆にデメリットを挙げるとすれば、自動車修理工場などに修理を依頼する場合と比較して、費用が高めになることが多い点です。

 

◇自動車修理工場で修理してもらう

2つ目は、ポルシェを扱える自動車修理工場で修理してもらう方法です。ポルシェの修理には高度なスキルや設備を要するので、どんな修理工場でも受け入れてくれるわけではありませんが、ポルシェを専門に取り扱うお店も多くなっています。

 

メリットとしては、ポルシェの取り扱いが多い修理工場であれば、中古部品や社外部品を修理に使用してもらえ、部品代をはじめとした修理費用がポルシェジャパンよりも安価になる点です。デメリットとしては、ポルシェジャパンが定める販売店以外で整備を行ったことで、保証が適用されなくなるケースがあるなどが挙げられます。

 

 

ポルシェの修理にかかる平均工賃

リアハッチを開けたポルシェ

 

ポルシェを修理する場合、交換に使う部品や調達方法によって費用が大きく異なってきます。部品については、正規交換用部品だけでなく、中古部品や純正互換の社外品があり、入手方法も正規ディーラー経由に加え、インターネット通販を利用した個人輸入も可能になっています。部品代金にプラスしてかかる工賃について、平均的な相場をまとめました。

 

・エアエレメント交換にかかる工賃

部品代金+2,000円程度

・エアコンフィルター交換にかかる工賃

部品代金+2,000円程度

・フロントベルト交換にかかる工賃

部品代金+3,000円程度

・リアスタビリンク交換にかかる工賃

部品代金+4,000円程度

・フロントスタビリンク交換にかかる工賃

部品代金+4,000円程度

・フロントブレーキパット交換にかかる工賃

部品代金+4,500円程度

・リアブレーキパット交換にかかる工賃

部品代金+4,500円程度

・バッテリー交換

部品代金+5,000円程度

・フロントブレーキローター交換にかかる工賃

部品代金+10,000円程度

・リアブレーキローター交換にかかる工賃

部品代金+10,000円程度

 

なお、ポルシェジャパンで修理する場合、全て新品の正規部品との交換となります。そのため、中古部品や社外部品を使った場合と比較すると、費用も高額になるので注意しましょう。

 

 

ポルシェジャパンメーカー保証「新車保証」をうまく活用しよう

 

購入したポルシェが故障したとしても、保証の期間内であればもちろん無償で修理してもらえます。その新車保証の制度を理解し、うまく活用することで、故障の際も慌てずに対応することが可能です。

 

ポルシェジャパンメーカー保証の保証内容

ポルシェジャパンメーカー保証の内容は、次のようなラインアップになっています。

 

・一般保証

一般保証とは、ポルシェの材料または製造上の不具合が発生した場合において、無償で部品の交換あるいは補修のいずれかの方法で修理が行われることです。新車の登録日から3年間の間適用されるのが一般保証であり、走行距離は無制限で保証が適用されます。ちなみに、修理で交換された純正部品の保証期間は2年となります。

 

・車体長期保証

車体長期保証とは、登録日より12年間の期間において、長期保証書に書いてあるボディーシェルの腐食による損傷に対して行われる保証です。ただし、どんな車でも適用されるわけではなく、登録日より2 年毎にボディーシェルとアンダーコートの点検を受けることが条件となります。

 

また、事故などで修理が行われた部分は、車体長期保証の対象外となり、塗装方法、防錆、防腐処理に関する全ての車体修理は、ポルシェが指定された方法で行われていないと保証の対象外になります。

 

さらに、一部アンダーボディプロテクションの無い車両については、この車体長期保証が適用されませんが、腐食による損傷は3年間保証されます。

 

・塗装保証

塗装保証とは、登録日より3年間、ボディの塗装面の変色やひび割れ、塗装状態の不具合に対して保証されるものです。こちらも、車体長期保証と同じように、事故等により修理が行われた部分は塗装保証の対象外となります。

 

・タイヤの保証

タイヤについては、ポルシェの保証の適用外となります。仮に何らかの不具合が発生した場合は、各タイヤメーカーが定めた保証基準が適用されるため、ポルシェジャパンではなく、タイヤの販売店に連絡を取ることになります。      

 

・延長保証

新車保証の終了後、所定の更新手続きにより初年度より最大9年間まで延長可能となるのが延長保証制度です。

 

ポルシェジャパンメーカー保証の注意点

ポルシェジャパンのメーカー保証期間内であっても、保証が適用されない場合があるので注意が必要です。注意しておきたいのは以下のような場合になります。

  • ポルシェジャパンが定める販売店以外で整備を行った場合
  • 車両を改造した場合
  • 純正部品以外の使用による不具合の場合
  • 取扱説明書にて定められた正規の取扱い操作、手入れ、保管を怠った場合
  • ポルシェジャパンが定める定期点検あるいは法定点検が確実に実施されなかった場合
  • モータースポーツなどで車両に異常な負荷がかかった場合
  • 油脂類等などの消耗部品の自然減耗
  • 仕様の限度を超える酷使(エンジン過回転、過積載)などによる不具合
  • 煤煙・薬品・鳥糞・オイルおよび塩分など異物の不着による不具合

 

 

まとめ

ポルシェの修理は、ポルシェ認定のポルシェジャパンで修理する方法と自動車修理工場で修理する方法の2パターンがあります。

費用をもっと抑えたい場合は、社外部品を海外通販サイトで個人輸入し、部品持ち込みで交換をしてくれるお店を探すといった方法も考えられます。

保証を上手に活用しながら、維持費を抑えるポイントを押さえて、お得に楽しくポルシェでのカーライフを楽しみましょう。

 

 

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