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自動車を購入するに際に、耐久性に優れた故障しにくい自動車を選びたいと思うのは、みなさん共通の考えだと思います。多くの自動車メーカーは、外車も国産車も変わりなく、故障の少ない高品質な自動車を万全の体制で生産していることでしょう。
しかし、「外車は壊れやすい」「国産車なら安心」との考えを持つユーザーも少なくありません。
そこで今回は、自動車の故障率とはなにか、どう算出されるのかを紹介し、本当に外車の故障率が高いのか、外車・国産車の故障率について解説します。
故障率とは、カーディーラーや民間の調査会社がユーザーへの調査を基に、故障や不具合の指摘があった割合をメーカー別に算出しています。
故障率は、100台当たりの不具合指摘件数を算出し、その数値が小さいほど不具合が無く品質に優れていることを示しています。
故障率の審査項目については、エンジンやトランスミッションなどメカニカル関連の他、テクノロジー関連、オーディオやカーナビ関連、バッテリーなどの消耗品などについても審査対象となっています。
実際に各メーカーでどのくらいの故障や不具合の報告件数があるのかをみてみます。
ここでは、J.D.パワージャパンの発表した「2018年日本自動車初期品質調査」のデータを参照し、国内外の車の故障率をランキング形式で紹介します。初期品質調査では、新車購入後2か月から9か月経過したユーザーを対象に、走行性能、オーディオ/ナビケージョン、空調、エンジンなど8分野223項目で不具合について調査しています。
初期品質調査のランキングは以下の通りです。
なお、数値は100台当たりの不具合指摘件数を算出し、その数値が小さいほど不具合が無く品質に優れていることを示しています。
1位 ダイハツ 57
2位 ホンダ 61
3位 メルセデスベンツ 62
4位 トヨタ 64
5位 レクサス 65
6位 日産 67
業界平均 67
7位 スズキ 72
8位 三菱 76
8位 スバル 76
10位 BMW 81
11位 マツダ 88
12位 MINI 91
13位 ボルボ 98
14位 フォルクスワーゲン 113
15位 アウディ 127
ダイハツが最も初期不具合の無い自動車メーカーとなり、外車ではメルセデスベンツが3位でトヨタやレクサスを上回る結果となりました。業界平均の67件より良好だったのは、上記メーカーの他、ホンダ、トヨタ、レクサス、同数値67件の日産のみです。
BMWもマツダより上位の10位に位置し、外車だから不具合が多いとは言えなくなりつつあります。フォルクスワーゲンが113件で14位、同じフォルクスワーゲングループのアウディは127件で15位と初期不具合報告が多いメーカーとなりました。同じドイツの自動車メーカーメルセデスベンツの数値より2倍不具合報告が多くなっています。
2018年の初期品質調査では、2016年及び2017年の調査結果と比較して、ほぼすべての分野で件数が減少し、品質が改善しています。しかし、オーディオ関連の不具合報告は、2017年より0.2件増加しており、2017年米国自動車耐久品質調査による調査結果の内容と似た傾向にあります。
外車の故障率は高いという話はなくなりつつあります。メルセデスベンツやBMWについては、初期品質調査において国産車と同等以上の高品質を証明しています。
2000年以前の外車では、パワーウインドウなどの電装系や、パワーステアリングの故障など目立っておりました。日本の夏は高温多湿で冬は氷点下の冷え込み、都市部では渋滞の多発でストップ&ゴーの多い走行環境、近距離走行の多い走行環境など、自動車にとって過酷な環境とも言える日本の環境に合っていなかった背景もあります。
しかし、最近では、ゴム部品の改良や電装系には、日本の電装部品を多用することにより、日本の環境に対応させることで故障のリスクを大幅に低減させています。
3年間のメーカー保証やメンテナンスパックが充実しているメーカーもあり、最初の車検までは故障による費用を心配せずに外車に乗ることができます。ただし、国産車と異なり、優れた走行性能を維持するためにブレーキ関連の消耗品など消耗品の交換サイクルが早くなっています。定期的なメンテナンスと消耗品の交換により、外車は国産車と同じように長く乗れるようになりつつあります。
昔は壊れやすいと言われていた外車は、日本の環境に適合させる、日本の電装部品を採用するなどで故障率は国産車と変わらないレベルまで向上しています。
外車・国産車ともにエンジンやトランスミッションなど機関系の不具合は少なく、オーディオやナビゲーション関連の不具合が目立ちます。Bluetoothの接続性や内蔵音声認識システムの音声誤認識の不具合は、最近の自動車に装備された快適装備で走行には直接影響は無く、自動車に必要な、走る・曲がる・止まるに関して影響が無い不具合が多いことがわかります。
近年のアイドリングストップ車については、バッテリーの充放電が多く、バッテリーの消耗が早くなる傾向にあり、バッテリーが原因の不具合が多くなっています。そのため、定期的なバッテリーの点検、早めの交換でバッテリートラブルを防ぐことが大切です。
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