こんにちは。調布店、清水です。

今回ご紹介するお車は、バックした際にリアゲート、テールランプ、リアバンパーを壁に接触したとの事で世田谷区より修理のご依頼を頂きましたボルボ、XC90になります。

損傷の状態としては、リアゲートとテールランプの隣接部に接触していてリアゲートのエッジ部付近が凹みテールランプは割れてしまっています。

またリアゲートより後ろに出ているリアバンパーの右側に損傷跡があります。

上部のボディ色部は当たった部分は凹み、凹んだ周りは膨らんでいる状態です。

また真ん中に付いているリフレクターが割れ、下側のディフューザーも塗装が剥がれ削れてしまっています。

この状態から、リアゲート、クォーターパネルは修理で対応しテールランプ、リアバンパーは交換をしていきます。

リアバンパーが接触して大きな損傷をした場合、リアバンパー内にある付属部品などを点検確認する必要がありますので、今回はリアバンパーを外した際に内側の状態を確認する事にします。

ここから作業をしていきますが、最初にリアバンパーとテールランプを外して接触部とバンパーの内側の確認をします。

リアバンパー内は影響が出ていませんでしたが、テールランプは当たった際に取り付け部とクォーターパネルに凹みがある事を確認しました。

クォーターパネルに塗装が必要となる事から、ルーフサイドまで塗装をする事になりましたのでルーフレールを外します。

ルーフレールを外す為に下からボルトで止まっている為に外せるようにする必要があります。

その為には天張りを外しますが、天張りの隣接部にある内張りを外してからの作業をしていきます。

またクォーター部のガラスも外します。

これはメッキモールの内側に砂などが入り込んでいる為に塗装する時に出てきてしまい塗装面に付いてしまう事があります。

その様な事が無い様にガラスを外します。

テールランプの取り付け部の凹みは、専用の工具を使用して割れていない塗装に影響が出ないよう丁寧に引き出していきます。

鈑金するリアゲートの状態は角の部分がしっかりと折れてしまっているのが確認出来ます。

その部分を鈑金修理で対応をします。

鈑金で叩き出した後、パテを使用して整形していきます。

ここまでの作業で修理を必要とする箇所全ての部位を下処理まで完了させ、交換するリアバンパーの塗装する為の準備をします。

下処理をした後、ミストなどが室内に入ったり、他の部分に付かない様にしっかりとマスキングをしていきます。

準備が完了したら修理箇所、新品部品全てに本塗装をしていきます。

本塗装が完了した後は、しっかりと乾燥をさせ組み付けと磨きをして作業が完了となりました。

今回は一連の作業を見て頂きながら丁寧且つ隅々までしっかりと対応した場合の作業を見て頂きました。

全ての修理にはそれぞれの作業方法がございますので、状況に合わせた修理をさせて頂いております。

損傷されましたらエステックカーサービスにご相談ください。

皆様からのご連絡お待ちしております。

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