こんにちは。調布店 清水です。

今回ご紹介するお車は、調布市よりご依頼頂きましたボルボ・850になります。

今回の修理依頼箇所ですが、左フロントフェンダーからリアバンパーにかけての左側面となります。

左フロントフェンダーと左フロントドアですが、サイドモールを接触した際に壊れてしまいモールを交換する事になりました。

次に左クォーターパネルですが、タイヤハウス前側に損傷があり変形しています。

またリアバンパーとの際にも凹みがあります。

こちらは両方ともしっかりと鈑金修理にて対応します。

タイヤハウス前の損傷箇所には、ストーンガードテープが貼ってありこちらは交換での対応となります。

次にリアバンパーにも損傷があります。

こちらはお客様のご要望により部分補修にて対応する事になりました。

最後に右リアフェンダーのフェンダーライナーが外れているように見えます。

ここはマッドガードをタイヤ止めにひっかけてしまい、マッドガードが取り付いているフェンダーライナーが引っ張られずれてしまっている状態です。

損傷確認が終了したので、修理を始めていきます。

先ずはリアバンパーを外して作業するための準備として、左右のフェンダーライナーを外します。

この時に車両をジャッキアップしてフェンダーライナーとリアバンパーを外していきます。

また左テールランプも外します。

ここから左クォーターパネルの鈑金作業をしていきます。

凹みと変形の修理という事で、専用の治具を使用して表面部分とタイヤ側の折り返してある部分の形を出していきます。

この作業では、立谷ハウス前側の整形ではリアドアを何回も開閉してチェックしながら作業していき、多雨やハウス後ろ側ではリアバンパーを仮組みして隙間などをチェックしながら作業をしていきます。

リアバンパーの修理では、黒い素地の部分とボディカラーの付いている部分は一体となる為に、黒い素地の部分にマスキングをして作業をします。

左クォーターパネルとリアバンパーの整形までが終了したので、サフェーサー塗装をします。

このサフェーサー塗装で、パテ作業の際に出来たサンディング跡を取っていく為の作業となります。

このサフェーサーをしっかりと乾燥させてから下処理をしてマスキングをしていきます。

マスキングは外したテールランプの内側のパネルにあった穴などから室内に塗装する際に出るミストなどを室内に入れないなど、塗装箇所以外に塗装が付かないようにしっかりと作業をしていきます。

しっかりと準備をした後、本塗装をします。

最後に組み付けと磨きをし、フロントフェンダーとフロントドアにサイドモールを取り付けて作業が完了となりました。

今回は長きに渡り大切に乗られている車両の修理を見て頂きました。

エステックカーサービスのスタッフは、常にしっかりとした作業をしておりますので損傷した際には私達にお任せください。

皆様からのご一報お待ちしております。

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