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2020/11/25
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ベンツやBMWと並び高級輸入車の代表ともいえるアウディ。そんなアウディの車検費用は、ディーラーに依頼すると高額となり、初めて車検を出した場合は特に驚くこともあります。
このページでは、車検費用を安く抑えながら安心して乗るために、車検費用の内訳やディーラー車検が高額となる理由、民間車検の活用方法などを解説します。
アウディのディーラーと、民間車検と呼ばれる整備工場では車検費用が異なります。この差は、一体どこで生じるのでしょうか?
車検費用は、一律となる「法定費用」と、車検を受ける業者や整備の内容により変動する「車検基本料」の2つを合わせたものです。まずは、それぞれの費用について詳しく解説します。
◇法定費用はどこでも一律
法定費用は車種、車両重量、車検の有効期間などによって異なりますが、どの業者に車検を依頼しても一律の金額です。法定費用は以下の「自賠責保険」「自動車重量税」「印紙・証紙代」の3つに分かれます。
(1) 自賠責保険
保険期間 | 24ヶ月 | 37ヶ月 |
自家用乗用自動車 | 21,550円 | 30,170円 |
※保険料は離島以外の地域のもの(沖縄県を除く)
(2) 自動車重量税
車両重量 | 2年 自家用普通自動車(継続検査時) | |||||
エコカー減税適用 | エコカー減税適用なし | |||||
免税 | 50%減 | エコカー | 右以外 | 13年経過 | 18年経過 | |
1t超え〜1.5t | 0円 | 7,500円 | 15,000円 | 24,600円 | 34,200円 | 37,800円 |
〜2t | 0円 | 10,000円 | 20,000円 | 32,800円 | 45,600円 | 50,400円 |
〜2.5t | 0円 | 12,500円 | 25,000円 | 41,000円 | 57,000円 | 63,000円 |
(3) 印紙・証紙代
車検における検査手数料は、印紙や証紙により納付します。この費用も車検を行なう車や工場などの条件により一律で定められています。
自動車種別 | 必要費用 | 自動車検査登録印紙 | 自動車審査証紙 |
小型自動車 | 1,700円 | 400円 | 1,300円 |
小型自動車以外の自動車 (3ナンバーなど) | 1,800円 | 400円 | 1,400円 |
◇差が出るのは車検基本料
車検費用に差が出るのは、車検基本料と呼ばれるものにあります。これは各業者が設定する費用で、検査手数料、部品代を含めた整備費用、代車費用や各種手数料などの諸費用が主な内訳です。この車検基本料の違いが、最終的な車検費用の差につながります。
ディーラーの車検費用は、一般の整備工場や車検業者と比較したときになぜ高いのでしょうか。アウディのディーラー車検費用が民間車検よりも高い理由を、具体的に解説します。
◇純正パーツを使うから
ディーラーで部品交換をする際は、新車のときと同じ品質のアウディ純正パーツが使われます。アウディはドイツのメーカーなので、純正パーツを日本国内に輸入するコストなども部品価格に上乗せされるため高価になりやすいのです。
純正パーツと同等の性能でより安価な社外パーツが存在する場合もありますが、通常はディーラーにおいては使用されないため、費用がより多くかかります。
◇工賃が高めに設定されているから
多くのディーラーや工場では、1時間あたりの整備工賃をレバーレートとして定めています。必要な作業時間(工数・作業点数)にこのレバーレートをかけることで、作業工賃(技術料)が算出されるのです。
輸入車のディーラーではそのメーカー専門の教育を受けた高い技術を持つ整備士と、専用の工具やテスターなどのツールを備えた整備工場を備えています。
そのため輸入車ディーラーでは、国産車よりも高いレバーレートを設定している傾向があり、費用が高くなる傾向にあります。
◇外注費がかかることがあるから
ディーラー車検においても、繁忙期や作業内容によっては提携先の整備工場に作業を外注していることがあり、その場合は外注費が車検費用に上乗せされます。その分、自社での作業と比較すると車検費用が高くなる一因となるのです。
アウディの車検をディーラーに依頼すると、上記のような理由により高額になりやすいといえます。ここからは、ディーラーに比べ車検基本料を安く抑えることができる、民間車検についてご紹介します。
◇カー用品店
全国展開のカー用品店では、アウディなど輸入車の車検にも対応していることがほとんどです。車検の基本となる費用や保証内容なども明確なため、安心して作業を依頼できます。
◇ガソリンスタンド
ガソリンスタンド併設の整備工場でも、車検業務を行なっている場合があります。カー用品店と同様に輸入車に対応している場合があるため、事前に見積をお願いするとよいでしょう
◇工場(カーショップ)
民間の整備工場でも車検を受けることが可能です。工場には「認証工場」と「指定工場」の2種類があり、どちらも地方運輸局長の認証を得ているため、安心して車検を依頼することができます。
ディーラーや車検専門店などは指定工場であることが多く、厳しい検査基準があります。
認証工場は自動車を分解整備するにあたり、国から認証を受けた工場のため豊富な知識と高い技術力、設備を備えています。
◇車検専門店
フランチャイズ化されているところが多く、作業品質もマニュアルなどで統一されていることから整備の品質にバラつきが少ないというメリットがあります。アウディなどの輸入車にも対応しており、車検専門店ならではのスムースな手続きも特徴です。
アウディディーラーでの車検費用は、純正パーツの使用やその取り寄せにかかる費用などが絡むため、民間の整備工場よりも高額となります。
認証工場による民間車検では、必ずしもすべてのパーツを純正でそろえるのではなく、ユーザーの相談に応じて最適な整備と選択肢を提供してくれます。純正と同等の性能の安価な部品を使い、不具合部品を交換するのではなく修理することによって費用を抑えてくれる場合もあります。
エステックカーサービスでは安心の認証工場として、よりリーズナブルにアウディのための安心できる車検整備を提供していますので、お気軽にご相談ください。
https://s-techcars.co.jp/maintenance/
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