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フォードの車検はどこに依頼すれば良い?費用を抑える方法も紹介

2022/10/26

整備

黒のフォード

フォードは2016年1月に日本市場からの撤退を発表し、9月末日で完全に撤退しました。撤退した現在、車検の手続きや費用面などについて、何らかの変化はあるのでしょうか。

 

この記事では、フォードの車検の依頼先や車検費用を抑える方法、さらに依頼する業者の選び方について解説します。今後もフォードに乗り続けるためにも、費用を抑えながら適切な車検を実施する方法に理解を深めましょう。

 

 

日本から撤退したフォードは車検にも影響が出る?

フォード社は、2016年1月に日本市場からの撤退を発表しましたが、実はこれまでにも2度撤退していることをご存知でしょうか。1度目は1941年に第二次世界大戦の影響で、2回目は1982年のオイルショックなどの影響によるものでした。

 

フォード社が3回目の撤退理由として挙げたのは、日本市場ではフォード社が理想とするリターンを見出せないといった内容です。

 

日本の市場で居場所を作れなかった理由としては、重量級の車種が多く、税金が高くなってしまうことが挙げられます。

 

また、日本の車道では、小回りが利くほうが運転しやすい環境のため、日常生活での乗車頻度が高い人にとっては所有するのをためらう要素になったことも考えられます。

 

また、フォードの車は力強い印象の車体も多く、日本の車道を走行するには少し大きく感じる人もいるでしょう。

 

2016年9月の完全撤退後は、アフターフォローなどをピーシーアイに委託しており、現在でもフォードオーナーはあらゆるサービスを受けることが可能です。委託時の業務継承なども徹底していることから、車検や整備なども安心して受けられるでしょう。

 

 

今後フォードの車検はどこに依頼すれば良い?費用面はどうなる?

日本市場から撤退した現在でも、フォードの車検を依頼することは可能です。その方法や、費用について確認していきましょう

 

◇フォード認定サービス拠点に依頼する

フォードが日本から撤退してからは、全国に69店舗あるフォード認定サービス拠点がサービスを提供しています(2022年8月現在公式サイト掲載店舗数)。フォード認定サービス拠点のなかには、フォード撤退まで正規ディーラーとして対応していた店舗も多く、これまでどおりの対応品質が期待できるでしょう。

 

また、ピーシーアイはフォードサービス拠点の整備を担っていることから、各拠点への技術継承についても注力しています。今後もフォードユーザーが長期間所有できるよう、純正パーツの調達だけでなく、修理における技術力の向上も目指しているのです。

 

フォードサービス認定拠点では、車検のみならず、日頃のメンテナンスや点検などにも対応しています。正規ディーラーという呼び名ではなくなりましたが、安心して乗り続けられる環境は今後も変わらず維持されるでしょう。

 

 

◇車検の法定費用内訳と認定サービス拠点のサービスについて

まず、フォードの車検に必要な法定費用の内訳を紹介します。

 

・自動車重量税:16,400円~41,000円

・自賠責保険:20,010円

・印紙税:1,600円

 

上記は法定費用のため、車検の依頼先に関係なく同じ金額で、必ず支払わなければならないものです。他にも、車検を通すうえで必要な点検や整備などの非法定費用もかかります。また、車両に不具合が見つかった場合は、パーツ交換や修理などを行なわなければならないことにも注意が必要です。

 

フォード認定サービス拠点では、正規ディーラーと同等レベルの車検内容であることが予想されます。フォード本社に直接パーツを発注できることから、パーツ交換が必要な場合は純正パーツを利用するでしょう。

 

正規ディーラーに依頼するわけではありませんが、同じくらいの費用がかかると考えておくのが賢明です。

 

 

フォードの車検費用を抑える方法

自動車検査証

 

ここでは、フォードの車検費用を抑える方法として有効な「ユーザー車検」と「民間の整備工場」への依頼について紹介します。

 

 

◇ユーザー車検

自分自身で車検を行なうユーザー車検を利用すれば、正規ディーラーや後述の民間の整備工場に依頼する際の代行費用がかかりません。また、ほとんどの作業を自身で行なうため、車に関する知識や、車検に関連のある税金、保険などの知識にも理解を深められるでしょう。

 

しかし、ユーザー車検の場合、平日に車を車検場に持ち込むなど、工程を理解したうえで準備、手続きを進めるのが効率的です。そのためには手間や時間を要するため、時間を捻出することから始める必要があるでしょう。

 

なお、平日日中に車を持ち込めない場合はユーザー車検を受けることができないため、スケジュールの調整が難しい人にはおすすめできません。

 

さらに、ユーザー車検は車検を安く行なえる手段ではありますが、点検者本人が専門家ではない場合、車検が通らない可能性もありえます。その場合は再検査が必要になり、追加の費用がかかることもあります。専門知識やスキルがない場合は、専門家が点検を行なう民間の整備工場に依頼する方法が賢明です。

 

 

◇民間の整備工場

民間の整備工場は、正規ディーラーとは異なりあらゆるメーカーに対応しているのが特徴です。業者によって得意分野が異なる場合もありますが、基本的にはどのメーカーの車種にも対応しています。

ディーラーで車検を行なう場合は品質保持にプライオリティが置かれるため、パーツ交換の際は純正パーツを使用しなければなりません。民間の整備工場なら代替部品での対応、さらに部品自体の修理も可能なため、費用を抑えたい人におすすめの依頼先です。

 

ただし、民間の整備工場は、業者によって技術や設備に違いがあります。特に、フォードなどの外車は、国産車との違いに理解のある整備士と、外車に対応できる設備が不可欠です。業者を選ぶ際は、フォードの整備実績や対応状況を事前に確認するとよいでしょう。

 

 

まとめ

フォードは日本市場から撤退したあとも、安心して乗り続けられる環境が整っており、正規ディーラーと同等の車検も依頼できます。

 

しかし、重量級の車種が多いフォードは法定費用が高くなるため、それにともなって車検費用も高くなる傾向です。少しでも費用を抑えたい場合は、法定外費用がリーズナブルな民間の整備工場に依頼するのがおすすめです。

 

エステックでは、フォードの車検にも対応しています。外車の車検や修理に必要な環境が整っているので、あらゆるメーカーの車検対応が可能です。フォードの車検を検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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https://s-techcars.co.jp/maintenance/

 

 

 

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