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ボルボの車検費用は安くなる?費用を抑えつつ安心の整備を行なうコツとは

2021/02/26

整備

白のボルボ

愛車のボルボを車検に出す際、多くの人は購入店舗や近くのボルボディーラーに出すのではないでしょうか?しかし、ディーラー車検では、車検費用が高いというイメージが思い浮かぶと思います。

 

そこで今回は、ディーラー車検の内容を理解しながら、費用を抑えつつ安心できる車検を行なうコツをご紹介していきます。

 

 

ボルボの車検費用は、車検を受けるごとに高くなる?

そもそもボルボディーラーで車検を取得した場合、なぜ高額になるのでしょうか。その理由を以下で解説します。

 

予防整備が車検のコストアップになる可能性がある

ボルボは、安全を売りにしているメーカーです。これはボルボの設計や製造の話だけでなく、車検整備の際にもその理念が貫かれており、予防整備も丹念に行なわれます。

 

車検は新車購入から3年、それ以降は2年に1回受けることになっていますが、ボルボでは初回の車検よりも2回目、3回目と車検を繰り返すごとに予防整備の内容も増えていくため、車検の回数を重ねるごとに車検費用が高額になっていきます。

 

オイルなどの消耗品全般を車検時に交換していく

車検時に、エンジンオイルやバッテリーなどの消耗品全般が定期交換されます。まだ使用上問題ないレベルでも予防整備の観点から交換される場合があるため、車検費用が高額になる理由の一つになります。

 

電装品などの交換作業も行なわれる(オプションを含め)

ボルボに限らず、今時の車はほぼすべてのデータが車内コンピューターで管理されています。ボルボでも、独自のコンピューター診断によってエンジン、ミッションだけでなく各センサーやエアコン、オーディオの調子まで診断が行なわれます。

 

ここで見つかった不具合は、オプション装備のオーディオなど(走行に直接関係ないもの)でも交換対象になる可能性が高く、その分費用がかかります。

 

パーツは、すべてボルボ純正部品を使用

ボルボの純正と同等の消耗パーツ部品(例えばオイルエレメント)も多く流通していて、純正品よりは比較的安価ですが、ボルボでのディーラー車検は自社の純正部品しか使用しません。また、ボルボの整備工賃は、日本メーカーに比べて高い傾向があります。

 

民間車検場での車検を検討するのもおすすめ

ボルボのディーラー車検は、上記の理由により高額になる傾向があります。しかし、愛車を大事に思っていても、そこまで車検費用をかけられないという場合もあるでしょう。

 

愛車に必要な整備をきちんと行なうことを念頭に置いたうえで、輸入車に精通している民間車検場で車検を受けることも選択肢の一つです。場合によっては、ディーラーと同等の整備技術で車検費用を大きく抑えられる可能性もあります。

 

 

ディーラー以外でボルボの車検を任せられる工場を見つけるには?

ディーラーの店舗

 

ボルボは、ディーラー以外でも車検を受けることができますが、その依頼先の工場をただやみくもに探すのは得策ではありません。ここでは、安心して愛車の車検を任せられる工場を見つけるポイントをいくつかご紹介します。

 

ボルボなどの輸入車を専門に取り扱っているか

輸入車と国産車では、整備の際に使用する工具サイズもまったく違います(ミリとインチなど)。また、専門工具を必要とすることも多いです。そのため、普段から輸入車を専門に多く取り扱っているかを確認するとよいでしょう。

 

整備工場の看板に、「ボルボ歓迎」や「ボルボ取り扱いOK」などが記載されている、もしくはオーナーや整備士がボルボを所有していて精通していることがわかれば安心でしょう。

 

安いだけでなく、高品質な点検・整備を受けられる工場選び

安い車検や整備を売りにしているだけでなく、高品質な整備・板金作業を行なえる技術や、工場をきちんと保有しているかを実際に問い合わせてみるとよいでしょう。

 

技術はもちろんですが、きちんとした広さのある工場は大きめの輸入車にとって必要な要素です。また車を汚さないために、整備と板金工場をきちんと分けているかもポイントとなります。

 

輸入車の取り扱い実績

輸入車の取り扱い実績を、ホームページなどで確認すると安心です。実績が多ければ安心材料になるでしょう。

 

きちんと打ち合わせができる工場か?

ユーザー側の要望がきちんと聞き入れられることは、最も重要なポイントといっても過言ではありません。そして、事前に整備費用や法定費用などが説明してもらえるかも大切です。

 

安く車検を受けることを目的にしても、必要な整備をきちんと施すことや事前に不具合などをきちんと打ち合わせできることが、車検後の不具合を少なくするためにも必要です。

 

 

ボルボであっても国産車であっても抑えられない費用はある!?

ボルボであっても国産車であっても、車検費用を抑えられない項目があります。それは法定費用です。車両重量税、自賠責保険、印紙代などの法定費用は、車検時に必ずかかる費用で、ディーラーと民間車検で変わることはありません。 

ちなみに法定費用は、車種によって変わります(おもに重量税)。

 

例えば

  • 小型車(1トン未満)
  • 中型車(5トン未満)
  • 大型車(2トン未満)

を比較すると、以下のような違いがあります。

※重量税はエコカー減税適用なし、年式13年未満の費用になります。

 

小型車(1トン未満)

自賠責保険料

21,550円(24ヵ月)

自動車重量税

16,400円

印紙代

1,200円~1,700円

合計

39,150円~39,650円

 

中型車(1.5トン未満)

自賠責保険料

21,550円(24ヵ月)

自動車重量税

24,600円

印紙代

1,200円~1,800円

合計

47,350円~47,950円

 

大型車(2トン未満)

自賠責保険料

21,550円(24ヵ月)

自動車重量税

32,800円

印紙代

1,200円~1,800円(ナンバーによる)

合計

55,550円~56,150円

 

 

まとめ

今回は、ボルボの車検を受ける際に費用を抑えられる「民間車検」についてご紹介しました。ただし、安全が売りのボルボですからただ費用が安いだけの車検業者はおすすめできません。今回ご紹介したようなポイントに当てはまる民間車検場を利用することをおすすめします。

 

エステックカーサービスでは、ボルボはもちろん多くの輸入車の整備を行なっております。実績も豊富にあり、オーナー様との打ち合わせも行なったうえで作業を進めていますので、安心して車検をお任せ頂けます。

 

お見積もりは無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

整備・車検:https://s-techcars.co.jp/maintenance/

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