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輸入車の車検費用が高いのはなぜ?内訳と安く抑える方法

2023/10/26

整備日常点検

車と費用

車検とは車が法律で定められた保安基準を満たしているかを検査する制度のことで、自分の車の状態を確認する大切な機会です。車検は安全のために欠かすことはできませんが、費用が高くつく難点があります。

 

特に輸入車は国産車と比べて車検費用が高額になる傾向があるため、なんとか費用を安く抑えたいと考える方もいるでしょう。その解決方法の一つが、民間工場で車検を行なう方法です。民間工場であればたとえ輸入車でも、比較的安い金額で質の高い車検を受けることができます。

 

そこで今回は、輸入車の車検費用が高い理由、輸入車の車検なら民間工場がおすすめといえる理由と選び方を紹介します。

 

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輸入車の車検が高いと感じる理由

ここからは、国産車に比べ、輸入車の車検が高くなる理由について解説します。

 

◇車両重量が重いから

車検の法定費用の一つである「自動車重量税」は、車体の重さによって税額が決定するものです。

 

海外メーカーの車は安定性や耐久性を重視するため、車体に厚みがあるタイプが多く、同じサイズの国産車と比べると車両重量がかさむ傾向があります。

よって、輸入車は必然的に自動車重量税が高くなるのです。

 

◇部品代が高いから

車検に合格するためには消耗品や故障したパーツを交換しなければなりませんが、一般的に輸入車の部品代は高い傾向があります。

 

輸入車の部品のほとんどが海外メーカーのものなので、入手するためには海外輸送が必要です。たとえストックが国内にある場合でも、輸入した部品がサビたり劣化したりしないよう適切に保管しなければなりません。

 

こうした輸送費や管理費が上乗せされることが輸入車の部品代を高くする理由といえるでしょう。

 

さらに輸入車の部品の耐久性も国産車と異なります。なるべく長く使うことを目的に作られる国産車の部品に対して、輸入車の部品はこまめに交換して品質を保つことを想定しているためです。

 

部品の交換サイクルが早いと車検ごとに交換する部品が増えてしまうため、国産車に比べると輸入車の車検費用は高くなります。

 

 

輸入車の車検費用内訳

輸入車の車検費用が高いことは知っていても、実際どの項目にどの程度の費用がかかっているのか詳しい内訳は知らないという方もいることでしょう。ここでは輸入車の車検費用の内訳をご紹介します。

 

◇自動車重量税

自動車重量税は車の重量にかかる税金のことで、金額は500㎏ごとに区分されており、重いほど高くなります。

 

また、環境に与える影響が税額に反映されるのも自動車重量税の特徴です。エコカー減税対象車は燃料基準の達成率に応じて減税されますが、エコカー減税対象外の車両に関しては、新規登録から13年、または18年経っていると大幅に増額されます。

 

◇自賠責保険料

自賠責保険は人身事故による被害者の損害を賠償する保険で、すべての車が加入しなければならない強制保険です。自賠責保険料はどの保険会社で契約しても金額は変わることはありません。

 

保険料は契約期間が長いほど割安になりますが、一般的には新車購入時や車検時に、次の車検までの期間をまとめて支払います。保険料は24ヵ月契約で17,650円(2023年4月1日以降の契約)です。

 

◇印紙代・証紙代

印紙代・証紙代は車検の検査費用の手数料や車検証の発行手数料を、国または地方公共団体に収めるために払うものです。車検を実施した工場が指定工場か、あるいは認証工場かで金額の相場がそれぞれ異なります。

 

2023年1月1日現在、普通車を指定工場で車検を受けた場合に支払う印紙代の相場がだいたい1,800円、認証工場の場合は、5ナンバーが2,200円、3ナンバーが2,300円です。

 

◇車検費用

車検費用は車検を行なう業者に支払う費用のことで、車検を通すための整備や点検の費用、手続き手数料などが含まれます。法定費用とは異なり、業者が自由に料金を設定できるのが特徴です。

 

専門の知識や技術が求められる輸入車の場合、対応可能な業者も限られ、車検費用も高く設定されている場合が少なくありません。車検業者を選ぶ際には輸入車の車検にかかる車検費用をチェックしましょう。

 

◇部品交換費用

部品交換費用は車検を通すために必要な消耗品や故障した部品の交換にかかる費用です。そのため新車登録からの年数や走行距離によって大きく異なります。

 

輸入車のパーツは高額の場合が多いため、車の状態によっては車検費用がかなり高額になることもめずらしくありません。

 

 

輸入車の車検を安く抑えたいなら「民間工場」

自動車整備を行う男性

車検はディーラーにお願いするものと考えられがちですが、輸入車の車検を行なえる業者はほかにもあります。輸入車の点検整備をしっかりと行ないながら、費用を安く抑えたいなら民間工場がおすすめです。

 

ここでは、輸入車の車検を安く抑えるためには民間工場がおすすめといえる理由をご紹介します。

 

◇整備費用を抑えられる

民間工場なら、車検費用が高額になる原因の一つである整備費用を抑えられます。通常、ディーラーでは部品交換の際に純正品を使いますが、民間工場では社外品や中古品を使うため部品代を安く抑えられるからです。

 

また、ディーラーは安全性を確保するための予防整備として、積極的に部品交換や点検作業を行ないますが、民間工場は車検を通すために必要な整備や点検だけを行なうなど整備内容を調整できます。

 

その点、エステックでは車検のための必要な整備を行ないつつ、緊急性の低い部品交換は行なわないなど、お客様のご予算やご希望に沿った整備が可能です。

 

◇仕上がりが早い

一般的に、民間工場はディーラーや車検を外注する場合のあるガソリンスタンドと比べると車検期間が短く、仕上がりが早いのが特徴です。車検期間が短いと車がない不便さや不慣れな代車に乗る機会も減るため、大きなメリットといえるでしょう。

 

◇修理にも対応できる

民間工場は修理や整備などの技術に優れており、車検時に修理箇所が見つかってもすぐに対応できることが強みです。修理内容によっては車検専門店やガソリンスタンドでは対応できないこともあります。

 

エステックは輸入車に特化した修理工場のため、車検整備はもちろん修理が必要な場合でもすぐに対応が可能です。

 

 

まとめ

輸入車の車検費用は車両重量や高い部品代の影響もあり、国産車に比べると高い傾向にあります。そのため、車検費用を抑えるには車検業者選びが大切です。

 

輸入車専門の民間工場なら、高くなりがちな部品代を社外品や中古品を使うことで低く抑えられます。また、整備内容を緊急性の高い項目に絞ることで、車検をしっかり通しつつ費用を抑えることも可能です。

 

輸入車の車検は高くてもしょうがないとあきらめてしまう前に、まずはエステックへご相談ください。

 

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